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社長インタビュー
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防災インフラの設計に特化する

株式会社ラグロフ設計工房

代表取締役 金重 稔

大学では土木工学、水理学を専攻。県内の土木系コンサルティング会社に勤務したのち、1999年に個人で開業。一時は映像制作の仕事で独立起業を考えていたといい、その想いが今の3次元事業につながっている。

【事業内容】
災害対策のための、砂防ダムや河川の護岸、のり面補強といった土木インフラ工事の設計を専門に手がける株式会社ラグロフ設計工房。ドローン等を用いた3次元計測や設計、モデリング作成など、空間情報事業も展開している。
ここ数年、大規模な災害が続いています。御社の需要は高まっているのではないでしょうか?

「そうですね。10年ほど前までは10年に1度程度だった台風や洪水による大災害が、近年は毎年のように起こっています。全国の1時間に50mmを超える降水量の発生回数は、例えば2017年では251回。日本の雨の降り方はもう尋常ではない激しさになっていて、土砂災害対策の必要性は高まっています。」
金重代表ご自身は、ずっとこの分野に取り組まれてきたのですか?

「大学の土木工学科で、水理学を専攻したときからですね。卒業後は土木系コンサルティング会社に就職し、おもに河川設計を担当しました。一度独立を目指して退職しようとしたんですが、土砂災害対策の設計というのはニッチな分野で、人材の確保が難しいんです。外部ブレーンとして前職の業務を受けて、2009年に防災土木専門の設計会社としてラグロフ設計工房を創業しました。」
当時から仕事の依頼は多かったのですか?

「おかげさまで創業直後から、コンサルティング会社や測量会社から途切れることなく依頼をいただきました。」

災害が増えたことは、依頼が続いたことと関係していますか?

「残念ながら、というべきでしょうか。かなり深い関係があると思います。数々の災害や事故の経験から、構造物の耐震安全性に対する基準が厳格化したんです。それにともなって、補修や長寿命化修繕、保守点検といった業務ニーズが増えていますね。」

空間情報事業部について教えてください。

「現在のところ、防災を含む土木設計はほぼすべて2次元(平面)の図面上で行われています。空間情報事業部ではドローンや3Dスキャナーなどを駆使してこれを3次元(立体)化し、より多くの情報をわかりやすく伝えられるものにしようとしています。」
3D化すると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?

「実際の地形に建設予定の構造物を合成した画像を作り、それを360度回転させて見せたり、工事の過程を動画で見せたりすることができるようになるんです。コンサルティング会社や施工業者が使うだけでなく、住民への工事説明に活用すれば、図面に慣れない一般の人もスムーズに理解できるようになります。これは大きなメリットだと思いますね。」

非常に高品質なサービスを提供されているのですね。御社では、働きやすい環境づくりにも力を入れられていますか?

「子育てしながら在宅パートタイムで設計やレポート制作をしている社員もいますし、東京や島根の事務所ともWEBカメラで頻繁に話をしていますよ。」
出産後、育児をしながらでも仕事が続けられそうですね。ラグロフ設計工房ならではの働き方改革はありましたか?

「弊社では、働き方の省力化と効率化を大きなテーマとしています。目標の達成にはまずシステムからということで、これまでかなりの人的労力を費やしていた測量や点検業務に、現地でタブレットにデータを入力していくだけで自動でレポートが作成できる専用システムを開発・導入しました。」
システム開発の一方で、人材育成も大切にされていますね。

「やはり最後は人の手、という部分もある仕事ですから。中途・新卒に関わらず、5年間で一人前にすることが人材育成の方針です。5年でひと通りできるように育成するので、その先は独立を目指してもらってもいいですよ(笑)」

金重代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
(インタビュー 2018/11/9 Goen編集部)

会社概要

会社名
株式会社ラグロフ設計工房
設立年月
2009年8月
代表取締役
金重 稔
社員数(役員含む)
11名 2018/11/30 現在
平均年齢
30.3歳2018/11/30 現在
事業内容
防災事業(河川・砂防・道路)に係る計画・調査・設計・施工計画
3次元に係るデータ作成・設計・管理
本社所在地
岡山県岡山市北区広瀬町3-3 島本ビル502
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