建設現場の施工管理スタッフ（未経験可）

異業種から4年前に転職してきた中塚さんは、マイペースな愛されキャラが印象的。現場をなごませ、円滑に回るよう細やかに気を配っている様子がうかがえました。

「専門学校の建築学科を卒業後、接客や販売といった仕事を転々としていました。まったくの異業種ばかりだったので、こちらには未経験で入社して丸4年を迎えます。もともと私は『木工家具製造』という業界があることすら知らなくて、求人を見かけて興味を持ったのがきっかけです。」

「イメージしていたのは大手の家具販売店でしたが…。実際は完全オーダーメイドの受注生産がメインで、画一的な大量生産とは全然違いましたね。未経験なので最初はずっと先輩に同行させてもらい、材料の拾い出しや施工図をもとにした家具用の加工図づくりといったお手伝いをしていました。」

「建設工事の現場技術者たちを指揮監督しながら、工事全体の進捗を管理するポジションですね。スケジュールや予算・原価の管理はもちろん、品質を担保しながら作業者の安全を守るのも大切な役割。また書類作成を含めたデスクワーク、設計者や技術者との打ち合わせ、依頼主とのやり取りなども行います。」

「時期によっても変わるのですが、外出3割・内勤7割くらいでしょうか。内勤のときは施工図や加工図などの図面を作ったり、役所の申請に提出する書類をそろえたり。電話やメールでの連絡や調整、打ち合わせを行います。

現場では材料の拾い出しや道具の準備、工程表にそって進んでいるか確認、トラブルがあれば調整、業者さんへの搬入指示や完成前の養生も大切な仕事。スムーズに工事が終わるよう、あらゆるものに気を配るのが私の役割ですね。」

「これらすべて、途中で問題やトラブルがあれば軌道修正をしなくてはなりません。きちんと原因を分析したうえで計画や工程を見直し、臨機応変に対応するためには経験値と調整力が求められますね。特にゼネコンからの依頼は規模が大きく、作業員や資材の数が増えてやり取りが複雑になりますから大変です。」

「人と人の間に立つポジションですから、気は使いますね。年上の男性が多い環境ですが、ときにはびしっと指示することも必要です。納期を守り、品質をキープしつつ、現場を円滑に回すサポート役だと思います。」


「いろいろハプニングが起こっても、うまく対処して結果的にきれいに収まると達成感を感じます。まるでパズルみたいですよね！　経験を重ねるごとに知識も増え、上手に進められるようになるのは成長を感じられてうれしいです。」

「やっぱり2級の建築施工管理技士を目指したいですね。資格取得は会社がサポートしてくれますし、資格を持っていると手当が付くのもモチベーションになります！」


「社内はいつも和気あいあいとした雰囲気で、みんな仲がよいのが魅力です。毎日10時と15時におやつタイムがあり、おしゃべりしながら一服するのがリフレッシュになっていますよ。本当に嫌な人がいない環境だから、これも4年間続けられている理由のひとつだと思います。」