社長インタビュー
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庭という額縁で彩る、美意識忘れぬ住まいづくり
株式会社新風庭
代表取締役 清水 健 氏
月に3~4回のハイペースでゴルフをプレーし、今ではスコア90を記録するまでに腕を上げた。初対面でも一緒にラウンドすればすぐに顔を覚え、仲よくなれるそう。人脈が広がり、運動不足の解消にもなる一石二鳥の趣味だと話す。
【事業内容】
ハウスメーカーなどの依頼を受け、一般の新築住宅の庭づくりを手がける「株式会社新風庭」。カーポートやブロック、ウッドデッキにフェンスといった外構はもちろん、植栽や庭木の剪定をはじめ造園まで自社一貫。現代の生活に不可欠な金物に自然の木や石を交え、末永く愛される癒やしの庭を作り出す名手だ。
【インタビュー記事】
「私は学生時代に建築の専門学校で建物について学び、卒業後は岡山の建築土木の会社に入りました。その際に造園に興味を持って転職し、以来いくつかの造園会社で16年間にわたってキャリアを積んできました。24歳で2級造園施工管理、30歳で1級の造園施工管理と造園技能士の資格を取得。
ただ会社員だとどうしても制約が多く、『言われてやる』仕事のやり方に疑問を抱くようになったんです。そこで自分なりの組織づくりをしてみたいと思い、2017年に37歳で現在の会社を立ち上げました。」
「そうですね、おもに大手ハウスメーカーからの依頼で施主さんの庭の外構と造園を手がけています。エリアは県南が中心で、岡山・倉敷の現場が9割を占めています。ほぼ新築の一戸建てで、支給される図面と指定の資材をもとに指示どおりに施工を行います。案件によっては資材の提案や発注からすることもあり、そういったケースではセンスが求められますね。」
「設備が少なくても始められるので、初期投資がいらず参入しやすいんでしょうね。弊社ではカーポートやブロック、フェンスにタイルといった金物はもちろん、植栽や庭木の剪定・植え替えなどの造園、アフターメンテナンスまで自社一貫で請け負えます。庭関係を全部まかせられるので、依頼主からすると時間や手間のロスが削減できますよね。」
「和モダン、プロヴァンス風、アメリカン、和風と、希望に応じて対応できますが、もっとも多いのはいわゆる『自然風』。無機質な金属のエクステリアに、石や木といった自然の素材を取り入れて現代の暮らしにマッチするような『生きた庭』を作り上げるのが得意です。
庭づくりのセンスや感覚をみがくため、6年前に生け花を習い始めました。『新風庭』という社名も池坊からいただいたもので、自然でありながらも現代的で従来の形にとらわれないスタイルを目指しています。」
「職人とは、それぞれが営業マンでありサービスマンだと思っています。だからこそ依頼主、施主さんだけでなく、近隣の方々ともコミュニケーションをとって気持ちよい対応を心がけているんです。マナーや言葉づかいのおかげで現場の評判がよければ、依頼をくれたハウスメーカーの株も上がりますからね。次の仕事につながるかもしれませんし、とても大切なことだと考えています。」
「今、社員は40代・60代ばかりで、年齢層が比較的高めなんです。人数も少なく、せっかく仕事の依頼をいただいてもキャパオーバーになってしまうことも…。今回の募集では若返りを図り、技術継承も含めて人材育成と事業拡大できればと考えています。」
「まずは、ものづくりが好きなことが基本。ただし単純な制作ではなく、美的なこだわりや感性、センスを発揮したいと思っている方がいいですね。
加えて、人と話すのが好きなタイプだと仕事がしやすいと思います。個人宅へ訪問しますし、メンテナンスなどで施工後に行くこともありますから。コミュニケーション能力も必要とされる仕事です。」
「先ほど『営業っぽい職人』と話しましたが、現在のメンバーは理想に近い人がそろっていると思います。人間関係もよく、落ち着いた感じで働けていますよ。」
「シンプルに、『自分が雇われていたときに嫌だったことはしない・嬉しかったことをしてあげる』ですね。仕事ぶりはきちんと評価しつつ、アットホームな職場を目指しています。スタッフとは定期的に食事に行ったり、節目にプレゼントを贈ったりと楽しくやっていますよ。」
物腰柔らかく、おっとりした口調からは温和な印象を受ける清水社長。40代前半の若さながら造園業でのキャリアは長く、年長ばかりの社内でもとても慕われているそう。
インタビューのなかでわかったのは、社員に対して敬意と感謝を持って接していること。つねに相手を肯定し尊重してくれるスタンスで、強烈ではないけれど揺るぎないカリスマ性が感じられました。
ハウスメーカーなどの依頼を受け、一般の新築住宅の庭づくりを手がける「株式会社新風庭」。カーポートやブロック、ウッドデッキにフェンスといった外構はもちろん、植栽や庭木の剪定をはじめ造園まで自社一貫。現代の生活に不可欠な金物に自然の木や石を交え、末永く愛される癒やしの庭を作り出す名手だ。
【インタビュー記事】
まず最初に、清水社長が「株式会社新風庭」を起業されたいきさつを教えてください。
「私は学生時代に建築の専門学校で建物について学び、卒業後は岡山の建築土木の会社に入りました。その際に造園に興味を持って転職し、以来いくつかの造園会社で16年間にわたってキャリアを積んできました。24歳で2級造園施工管理、30歳で1級の造園施工管理と造園技能士の資格を取得。
ただ会社員だとどうしても制約が多く、『言われてやる』仕事のやり方に疑問を抱くようになったんです。そこで自分なりの組織づくりをしてみたいと思い、2017年に37歳で現在の会社を立ち上げました。」
事業の内容としては、一般住宅のエクステリア全般を施工しているのでしょうか。
「そうですね、おもに大手ハウスメーカーからの依頼で施主さんの庭の外構と造園を手がけています。エリアは県南が中心で、岡山・倉敷の現場が9割を占めています。ほぼ新築の一戸建てで、支給される図面と指定の資材をもとに指示どおりに施工を行います。案件によっては資材の提案や発注からすることもあり、そういったケースではセンスが求められますね。」
エクステリア関係は競合が多いそうですが、御社の強みはどのような部分にあると思われますか。
「設備が少なくても始められるので、初期投資がいらず参入しやすいんでしょうね。弊社ではカーポートやブロック、フェンスにタイルといった金物はもちろん、植栽や庭木の剪定・植え替えなどの造園、アフターメンテナンスまで自社一貫で請け負えます。庭関係を全部まかせられるので、依頼主からすると時間や手間のロスが削減できますよね。」
オールジャンル、どんなテイストの庭でも依頼できるんですか。
「和モダン、プロヴァンス風、アメリカン、和風と、希望に応じて対応できますが、もっとも多いのはいわゆる『自然風』。無機質な金属のエクステリアに、石や木といった自然の素材を取り入れて現代の暮らしにマッチするような『生きた庭』を作り上げるのが得意です。
庭づくりのセンスや感覚をみがくため、6年前に生け花を習い始めました。『新風庭』という社名も池坊からいただいたもので、自然でありながらも現代的で従来の形にとらわれないスタイルを目指しています。」
確実な施工に加え、美意識を忘れない仕上げが好評なのでしょうね。その意味では、職人さんの対応のよさにも気を配っていると聞きましたが…。
「職人とは、それぞれが営業マンでありサービスマンだと思っています。だからこそ依頼主、施主さんだけでなく、近隣の方々ともコミュニケーションをとって気持ちよい対応を心がけているんです。マナーや言葉づかいのおかげで現場の評判がよければ、依頼をくれたハウスメーカーの株も上がりますからね。次の仕事につながるかもしれませんし、とても大切なことだと考えています。」
すてきな心構えですね! では次に、御社の今後の課題についてはいかがですか。
「今、社員は40代・60代ばかりで、年齢層が比較的高めなんです。人数も少なく、せっかく仕事の依頼をいただいてもキャパオーバーになってしまうことも…。今回の募集では若返りを図り、技術継承も含めて人材育成と事業拡大できればと考えています。」
求める人材に関して、どのような人物像が合うとお考えですか。
「まずは、ものづくりが好きなことが基本。ただし単純な制作ではなく、美的なこだわりや感性、センスを発揮したいと思っている方がいいですね。
加えて、人と話すのが好きなタイプだと仕事がしやすいと思います。個人宅へ訪問しますし、メンテナンスなどで施工後に行くこともありますから。コミュニケーション能力も必要とされる仕事です。」
職人といえど、接客にも近いようですね。社長からみて、社内はどんな雰囲気ですか。
「先ほど『営業っぽい職人』と話しましたが、現在のメンバーは理想に近い人がそろっていると思います。人間関係もよく、落ち着いた感じで働けていますよ。」
働きやすい職場のために、どんな点に気をつけているのですか。
「シンプルに、『自分が雇われていたときに嫌だったことはしない・嬉しかったことをしてあげる』ですね。仕事ぶりはきちんと評価しつつ、アットホームな職場を目指しています。スタッフとは定期的に食事に行ったり、節目にプレゼントを贈ったりと楽しくやっていますよ。」
清水社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】物腰柔らかく、おっとりした口調からは温和な印象を受ける清水社長。40代前半の若さながら造園業でのキャリアは長く、年長ばかりの社内でもとても慕われているそう。
インタビューのなかでわかったのは、社員に対して敬意と感謝を持って接していること。つねに相手を肯定し尊重してくれるスタンスで、強烈ではないけれど揺るぎないカリスマ性が感じられました。
(インタビュー 2022/11/5 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社新風庭
- 設立年月
- 2017年8月
- 代表取締役
- 清水 健
- 社員数(役員含む)
- 5名 2022/10/31 現在
- 平均年齢
- 49歳2022/10/31 現在
- 事業内容
- 暮らしを豊かにするエクステリアのご提案及び施工
- 本社所在地
- 岡山県岡山市南区藤田265番地18
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