社長インタビュー
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お客さまと、一対一のものづくり
株式会社アクシア
代表取締役 河田 和紀 氏
2019年6月、代表取締役社長就任。休日はスパイものをはじめとする映画鑑賞の他に、磁器など美術品の鑑賞を楽しむ。陶芸家や音楽家など、プライベートでは趣味を通じた人とのつながりも深めている。
【事業内容】
溶射・溶接による機械加工を手がける製造部と、バイオマス発電に関連した機械を扱う環境事業部の他、石油コンビナートでの回転機整備工事を手がける株式会社アクシア。水島に近い倉敷市粒江で、ものづくりを支えている。
「そうです。製造部では、金属の表面をセラミックや金属炭化物などで薄くコーティングする溶射や、溶接をメインとした機械加工を手がけています。
環境事業部では、バイオマス発電に関連した機械の輸入販売とメンテナンスを。さらにプラントを操業するための、回転機の計器の整備をメインとしたコンビナート化学工事が弊社サービスの3本柱です。」
「2005年の設立当初は、機械部品の製造や修理だけでした。環境事業部を立ち上げたのは2015年です。事業のあり方として、新しいことをしていきたいという思いはありますね。ひとつの事業に特化するのではなく、経営を支える柱は複数あった方がいいと思っていて。電気自動車など、これからのエネルギー環境に関わる事業には、製造部でも関りを深めています。」
「現在、製造に関わる従業員は50名近くいて、そのうち5人が設計を担当しています。割合は他社より大きいのですが、それによって機械についても操業ラインについても、図面を描いて製品を作って現場で取り付けるところまで、すべて自社で考えたものづくりができるようになりました。お客さまそれぞれにぴったり合ったものづくりができるので、そこは弊社の大きな強みだと自負しています。」
「そこにも強い思いがあって。私は営業を担当する社員にも、『時間はかかってもいいから、直接お客さまと取引ができる関係を作ってほしい』ということを話しています。お客さまとの間に商社などが入ると、やりとりが楽になるというメリットはあるんです。けれど直接関わっていれば、もっとお役に立てる場面も見つけることも、それに対する提案もできますから。一対一の関係は大切にしていきたいと思っています。」
「何かあったとき、早く対応するということですね。問題が起こったときは、まずお客さまの顔を見て、何ができるかを考えることが大切だと思っています。」
「なんてことない話をあれこれすることでしょうか(笑)。会社にいるときは営業の部屋へも行きますし、現場も日に2回くらいは歩いていますね。現場では気になったことをその場にいる社員と話したり、全体的な課題だと感じることがあれば、管理者に伝えたりしています。どんな話であれ、話していればいろいろなことが感じられますね。」
「会社の姿勢そのものにも、自社の得意がいかせるやりがいのある仕事がしたいという思いがあるんです。そのためにはまず社員に、『自分で考えて』行動してもらいたいと思っていますね。自分で考えながら仕事ができると楽しいでしょう?そのためには仕事を任せていくことも大切にしていますが、誰に何を任せるか、適材適所を見極める上司の能力も重視していますね。」
人材の能力を最大限まで引き出すことに、尽力されているのですね。河田社長、ありがとうございました!御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
【ライター後記】
適材適所を見きわめ、社員さんの高いモチベーションと能力を引き出す河田社長に、全幅の信頼を寄せる社員のみなさん。絶妙な距離感が、居心地のよい職場を作っていることが感じられました。
溶射・溶接による機械加工を手がける製造部と、バイオマス発電に関連した機械を扱う環境事業部の他、石油コンビナートでの回転機整備工事を手がける株式会社アクシア。水島に近い倉敷市粒江で、ものづくりを支えている。
製造部、環境事業部、そしてコンビナートでの化学工事の3つを柱とされているのですか?
「そうです。製造部では、金属の表面をセラミックや金属炭化物などで薄くコーティングする溶射や、溶接をメインとした機械加工を手がけています。
環境事業部では、バイオマス発電に関連した機械の輸入販売とメンテナンスを。さらにプラントを操業するための、回転機の計器の整備をメインとしたコンビナート化学工事が弊社サービスの3本柱です。」
創業から3つの事業を進めてこられたのですか?
「2005年の設立当初は、機械部品の製造や修理だけでした。環境事業部を立ち上げたのは2015年です。事業のあり方として、新しいことをしていきたいという思いはありますね。ひとつの事業に特化するのではなく、経営を支える柱は複数あった方がいいと思っていて。電気自動車など、これからのエネルギー環境に関わる事業には、製造部でも関りを深めています。」
従来の事業部でも、新しいことを手がけられているのですね。最も長く続く製造部では、どのようなことを強みにされていますか?
「現在、製造に関わる従業員は50名近くいて、そのうち5人が設計を担当しています。割合は他社より大きいのですが、それによって機械についても操業ラインについても、図面を描いて製品を作って現場で取り付けるところまで、すべて自社で考えたものづくりができるようになりました。お客さまそれぞれにぴったり合ったものづくりができるので、そこは弊社の大きな強みだと自負しています。」
自社で一貫したものづくりをされるということは、お客さまとも一から信頼関係を作り上げるということですか。
「そこにも強い思いがあって。私は営業を担当する社員にも、『時間はかかってもいいから、直接お客さまと取引ができる関係を作ってほしい』ということを話しています。お客さまとの間に商社などが入ると、やりとりが楽になるというメリットはあるんです。けれど直接関わっていれば、もっとお役に立てる場面も見つけることも、それに対する提案もできますから。一対一の関係は大切にしていきたいと思っています。」
お客さまとの信頼関係を作るなかで、特に大切にされていることは何ですか?
「何かあったとき、早く対応するということですね。問題が起こったときは、まずお客さまの顔を見て、何ができるかを考えることが大切だと思っています。」
人と人とのつながりを重視されているんですね。社員さんに対しては、どのようなことを配慮されていますか?
「なんてことない話をあれこれすることでしょうか(笑)。会社にいるときは営業の部屋へも行きますし、現場も日に2回くらいは歩いていますね。現場では気になったことをその場にいる社員と話したり、全体的な課題だと感じることがあれば、管理者に伝えたりしています。どんな話であれ、話していればいろいろなことが感じられますね。」
社員さんのモチベーションなども、大切にされているのでしょうか。
「会社の姿勢そのものにも、自社の得意がいかせるやりがいのある仕事がしたいという思いがあるんです。そのためにはまず社員に、『自分で考えて』行動してもらいたいと思っていますね。自分で考えながら仕事ができると楽しいでしょう?そのためには仕事を任せていくことも大切にしていますが、誰に何を任せるか、適材適所を見極める上司の能力も重視していますね。」
人材の能力を最大限まで引き出すことに、尽力されているのですね。河田社長、ありがとうございました!御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
【ライター後記】
適材適所を見きわめ、社員さんの高いモチベーションと能力を引き出す河田社長に、全幅の信頼を寄せる社員のみなさん。絶妙な距離感が、居心地のよい職場を作っていることが感じられました。
(インタビュー 2020/5/21 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社アクシア
- 設立年月
- 2005年7月
- 代表取締役
- 河田 和紀
- 社員数(役員含む)
- 40名 2020/5/31 現在
- 平均年齢
- 36歳2020/5/31 現在
- 事業内容
- 大型工場・プラントの機器補修・メンテナンス
- 本社所在地
- 岡山県倉敷市粒江20-50
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