社長インタビュー
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大手飲料メーカーの物流業務を担う
鴻池運輸株式会社
営業所長 堀内 芳人 氏
静岡県出身。センター設立とともに、前任地の東京から岡山に赴任。岡山の印象は「気候がよく、フルーツがおいしい。でも、まだまだよいところを活かしきれていない気がします」。休日はもっぱら、3歳のお子さんの遊び相手。
【事業内容】
鴻池運輸 岡山早島配送センターは、飲料メーカー『サントリー』の岡山・鳥取エリアにおける配送拠点。ビールやジュースなどの製品を、工場からスーパー・コンビニ等の物流センターへ配送する役割を担っている。
「鴻池運輸は、国内外に数多くの物流拠点をもち、輸送・保管、流通加工、各種業界向け業務請負サービスなど、幅広い業務を展開する一大企業です。その中でここ、岡山早島配送センターは、『サントリー』さまの商品を専門に扱う物流拠点として、2015年に新設されました。
私自身は、鴻池運輸に入社して以来、主に関東方面の拠点で仕事をしてきましたが、こちらの設立とともに所長として赴任してきました。」
「設立当初はやはり、組織としての土台をきちっと固めなくてはなりませんから、今に比べればなにかと口うるさく指示を出していましたね。
今はもうある程度の年数が経ちましたから、基礎固めの時期は終わり、次のステップに進んでいます。上から逐一指示するのではなく、社員が自分たちで仕組みを作って回していけるところまでは、できてきたと思います。」
「簡単な話、働く環境さえ整えば、結果は自然とついてくるものだと私は思うんです。社内の雰囲気が悪いと、些細なことでイライラして、ミスをしてしまう。みんなが楽しく気持ちよく働いていれば、トラブルが減り、仕事の精度が上がる。無理に尻を叩いて結果を出そうとするよりも、まずはこうした好循環を作ることを意識しています。」
「労働環境の面でブラックなところがひとつもないと言えるのは、うちの最大のアピールポイントです。
特に福利厚生制度については、同規模の同業他社には決して負けることがないと自負しています。今の時勢に沿った制度が整い、時短勤務や介護休暇など、個々の事情や希望に合わせて柔軟に対応できます。」
「大手物流会社の多くは拠点や部門ごとに細かく分社化されていることが多いのですが、うちは基幹業務ではほとんど分社化していないので、ここのような地方の拠点まで、大企業としての待遇・制度が適用されるんです。フォークリフトオペレーターなど、地方採用のスタッフもすべて鴻池運輸の正社員ですから、安心して働き続けられます。」
「特に求める像というのはありません。来てくれた人の特性を見て、ひとりひとりのよさを引き出していくのが会社の役割かなと思います。おとなしい子でもよいところは必ずあるし、女性には女性ならではの能力もありますから、それぞれに合ったポジションを用意しています。女性のフォークリフトオペレーターも活躍していますよ。」
「設立から年月が浅いので、一番長く働いている人でもまだ5年目。古い考えを押し付けてくるような、悪い意味での重鎮がいないというのはよい点だと思いますね。誰でも遠慮なく自分の意見が言え、社歴の長さに関わらず平等に意見を汲んでもらえる環境です。後から入った若い人でも、努力次第ですぐ先輩を追い越し、組織の中心に立って仕事を回していくことができますよ。新しい風を吹かせてくれる方をお待ちしています。」
堀内所長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております!
【ライター後記】
ソフト・ハード両面で、誰もが働きやすい職場環境づくりに尽力してきた堀内所長。ひとりひとりの能力を引き出し、社員が主体的に力を発揮できるよう後押しする姿に、時代にふさわしい新しいリーダー像が見て取れました。
鴻池運輸 岡山早島配送センターは、飲料メーカー『サントリー』の岡山・鳥取エリアにおける配送拠点。ビールやジュースなどの製品を、工場からスーパー・コンビニ等の物流センターへ配送する役割を担っている。
はじめに、会社の概要と、所長のご経歴を簡単にご紹介いただけますでしょうか?
「鴻池運輸は、国内外に数多くの物流拠点をもち、輸送・保管、流通加工、各種業界向け業務請負サービスなど、幅広い業務を展開する一大企業です。その中でここ、岡山早島配送センターは、『サントリー』さまの商品を専門に扱う物流拠点として、2015年に新設されました。
私自身は、鴻池運輸に入社して以来、主に関東方面の拠点で仕事をしてきましたが、こちらの設立とともに所長として赴任してきました。」
新拠点の立ち上げから関わるというのは、なかなか大変だったでしょうね。
「設立当初はやはり、組織としての土台をきちっと固めなくてはなりませんから、今に比べればなにかと口うるさく指示を出していましたね。
今はもうある程度の年数が経ちましたから、基礎固めの時期は終わり、次のステップに進んでいます。上から逐一指示するのではなく、社員が自分たちで仕組みを作って回していけるところまでは、できてきたと思います。」
順調に軌道に乗っているのですね。それでは今、組織運営のために所長が心がけていることはどんなことでしょうか?
「簡単な話、働く環境さえ整えば、結果は自然とついてくるものだと私は思うんです。社内の雰囲気が悪いと、些細なことでイライラして、ミスをしてしまう。みんなが楽しく気持ちよく働いていれば、トラブルが減り、仕事の精度が上がる。無理に尻を叩いて結果を出そうとするよりも、まずはこうした好循環を作ることを意識しています。」
なるほど。まずはよい人間関係づくりということですね。では、会社の待遇や制度面についてはいかがでしょうか?
「労働環境の面でブラックなところがひとつもないと言えるのは、うちの最大のアピールポイントです。
特に福利厚生制度については、同規模の同業他社には決して負けることがないと自負しています。今の時勢に沿った制度が整い、時短勤務や介護休暇など、個々の事情や希望に合わせて柔軟に対応できます。」
こうした待遇が実現できる理由はどこにあるのでしょうか?
「大手物流会社の多くは拠点や部門ごとに細かく分社化されていることが多いのですが、うちは基幹業務ではほとんど分社化していないので、ここのような地方の拠点まで、大企業としての待遇・制度が適用されるんです。フォークリフトオペレーターなど、地方採用のスタッフもすべて鴻池運輸の正社員ですから、安心して働き続けられます。」
すばらしいですね。では、入社される方には、どのような資質を求めますか?
「特に求める像というのはありません。来てくれた人の特性を見て、ひとりひとりのよさを引き出していくのが会社の役割かなと思います。おとなしい子でもよいところは必ずあるし、女性には女性ならではの能力もありますから、それぞれに合ったポジションを用意しています。女性のフォークリフトオペレーターも活躍していますよ。」
最後に、これから入社を検討される方にメッセージをお願いします。
「設立から年月が浅いので、一番長く働いている人でもまだ5年目。古い考えを押し付けてくるような、悪い意味での重鎮がいないというのはよい点だと思いますね。誰でも遠慮なく自分の意見が言え、社歴の長さに関わらず平等に意見を汲んでもらえる環境です。後から入った若い人でも、努力次第ですぐ先輩を追い越し、組織の中心に立って仕事を回していくことができますよ。新しい風を吹かせてくれる方をお待ちしています。」
堀内所長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております!
【ライター後記】
ソフト・ハード両面で、誰もが働きやすい職場環境づくりに尽力してきた堀内所長。ひとりひとりの能力を引き出し、社員が主体的に力を発揮できるよう後押しする姿に、時代にふさわしい新しいリーダー像が見て取れました。
(インタビュー 2020/3/17 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 鴻池運輸株式会社
- 設立年月
- 1945年5月
- 代表取締役兼社長執行役員
- 鴻池 忠彦
- 社員数(役員含む)
- (連結)約25,000名 2020/2/14 現在
- 平均年齢
- 40.8歳2020/2/14 現在
- 事業内容
- 物流・請負サービス
- 本社所在地
- 大阪府大阪市中央区伏見町4-3-9
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