社長インタビュー
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ITにおける経営者の意思決定をサポート
ITプラン株式会社
代表取締役 太田 記生 氏
1976年生まれ。同志社大学大学院卒業後、日本IBM株式会社に入社し、32歳で独立。プライベートではオンライン英会話を4年継続中。子どもと一緒に勉強しながら、家族や仲間との海外旅行を充実させている。
【事業内容】
中小企業の基幹システム導入や更改を中心に、ITや経営についてのコンサルティングを手がけるITプラン。IT分野における経営者の意思決定をサポートしている。2020年には地元岡山に根づいた旅行業をスタート。
【インタビュー記事】
「ITが好きなんですよ(笑)。けれどIBMでは仕事に夢中になるあまり、働きすぎてしまって。資格があれば自分で仕事をコントロールできるだろうと考えて、独立するときに中小企業診断士の資格を取りました。情報処理の資格を持っていると有利な面もあったんです。」
「年商でいえば、20億円以上のお客さまが中心です。それくらいの規模になると、基幹システムを入れ替えるのが大変なんです。
そこで私が半年~1年かけてお客さまが導入しているシステムの機能の要不要を見極め、業務を見直し、システムについての取捨選択をアドバイスするんです。そのサービスが最も求められていますね。顧問先は現在4社。間もなく5社になります。」
「ITは非常に専門性の高い分野ですから、多額のIT投資が適正であるかを判断することは、経営者にとっては至難の業です。システムを開発する会社のアドバイスは、公平でない可能性もありますよね。
そこで私が中立的な目線で、その会社にとって適正な価格で本当に必要なシステムを選べるようにサポートするんです。弊社では担当する会社全体のシステムを洗いざらい精査しますから、経営者は提供された情報を見て、IT投資のベストな結論が出せるんですよ。」
「もちろんITは好きなので、ITと財務に強い会社であることは今後も維持していくつもりです。ただそれとは別に、私個人が岡山を本当に好きなんです。
だから旅行業の方は、地域貢献の意味合いが強いですね。ビジネスとして手がけることで、長く貢献できる仕組みを作りたいと思っています。」
「すべてが『ちょうどいい』んですよね。人の多さや街の込み具合。車や電車の多さや自然とのバランス。現在と歴史が混在する土地のあり方も、すべてが程よくきれいにそろっているところに魅力を感じています。」
「もちろんそれもあります。ただ桃太郎伝説など全国的にメジャーになったコンテンツは、全国の旅行社がすでに注目しているんですよね。地元の人間が、岡山に来る人に向けてこの土地の良さを伝えられる企画が作れたらと思っています。」
「まず岡山が全国に誇る医療は、ひとつのコンテンツとして考えていますね。」
「そうですね。そこに歴史探求やグルメを絡めていくことがひとつ。そしてもうひとつは、私が商工会議所青年部での活動や中小企業診断士としての活動を通じて広がった人脈をいかして、企業研修のようなコンテンツが盛り込めればと考えています。」
「経営者を対象に、岡山で何かに秀でているような会社や、長く続いてきた企業を視察してもらって、経営のあり方や成功の秘訣を学んでもらうといった内容ですね。
これまでの経験を存分にいかして、一般的な旅行会社にはできないような企画も作っていきたいと思っています。結果的にそれが岡山の振興の一助となれば、これ以上の喜びはないですよね。」
ITの第一線で活躍しながら、地元岡山への熱い想いも持ち続ける太田社長。ITとふるさと。大切なものにかける情熱は、郷土の発展に貢献していくことを確信しました。
中小企業の基幹システム導入や更改を中心に、ITや経営についてのコンサルティングを手がけるITプラン。IT分野における経営者の意思決定をサポートしている。2020年には地元岡山に根づいた旅行業をスタート。
【インタビュー記事】
日本IBMからIT一筋でやってこられて、中小企業診断士の資格も取得されているんですね。
「ITが好きなんですよ(笑)。けれどIBMでは仕事に夢中になるあまり、働きすぎてしまって。資格があれば自分で仕事をコントロールできるだろうと考えて、独立するときに中小企業診断士の資格を取りました。情報処理の資格を持っていると有利な面もあったんです。」
年商規模の大きな企業との取引がメインだと伺いました。
「年商でいえば、20億円以上のお客さまが中心です。それくらいの規模になると、基幹システムを入れ替えるのが大変なんです。
そこで私が半年~1年かけてお客さまが導入しているシステムの機能の要不要を見極め、業務を見直し、システムについての取捨選択をアドバイスするんです。そのサービスが最も求められていますね。顧問先は現在4社。間もなく5社になります。」
最近はシステムを専門にコンサルティングする会社も増えましたよね。お客さまからは、御社のどういったところが支持されているのでしょうか。
「ITは非常に専門性の高い分野ですから、多額のIT投資が適正であるかを判断することは、経営者にとっては至難の業です。システムを開発する会社のアドバイスは、公平でない可能性もありますよね。
そこで私が中立的な目線で、その会社にとって適正な価格で本当に必要なシステムを選べるようにサポートするんです。弊社では担当する会社全体のシステムを洗いざらい精査しますから、経営者は提供された情報を見て、IT投資のベストな結論が出せるんですよ。」
すでに、現在手がけられているビジネスは成熟しているんですね。そのうえでなお、旅行業を始められる理由は何でしょうか。
「もちろんITは好きなので、ITと財務に強い会社であることは今後も維持していくつもりです。ただそれとは別に、私個人が岡山を本当に好きなんです。
だから旅行業の方は、地域貢献の意味合いが強いですね。ビジネスとして手がけることで、長く貢献できる仕組みを作りたいと思っています。」
具体的に、岡山のどんなところがお好きですか。
「すべてが『ちょうどいい』んですよね。人の多さや街の込み具合。車や電車の多さや自然とのバランス。現在と歴史が混在する土地のあり方も、すべてが程よくきれいにそろっているところに魅力を感じています。」
ではそういった、岡山の「程よさ」をPRできる旅行を企画していきたいということでしょうか。
「もちろんそれもあります。ただ桃太郎伝説など全国的にメジャーになったコンテンツは、全国の旅行社がすでに注目しているんですよね。地元の人間が、岡山に来る人に向けてこの土地の良さを伝えられる企画が作れたらと思っています。」
地元の人間でなければ企画できないコンテンツとは、例えばどのようなものでしょうか。
「まず岡山が全国に誇る医療は、ひとつのコンテンツとして考えていますね。」
人間ドックを受けられるメディカルツアーのような、パッケージ旅行を作るということですか。
「そうですね。そこに歴史探求やグルメを絡めていくことがひとつ。そしてもうひとつは、私が商工会議所青年部での活動や中小企業診断士としての活動を通じて広がった人脈をいかして、企業研修のようなコンテンツが盛り込めればと考えています。」
企業研修とは、どういったことを体験できるツアーなのでしょうか。
「経営者を対象に、岡山で何かに秀でているような会社や、長く続いてきた企業を視察してもらって、経営のあり方や成功の秘訣を学んでもらうといった内容ですね。
これまでの経験を存分にいかして、一般的な旅行会社にはできないような企画も作っていきたいと思っています。結果的にそれが岡山の振興の一助となれば、これ以上の喜びはないですよね。」
太田社長、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております。
【ライター後記】ITの第一線で活躍しながら、地元岡山への熱い想いも持ち続ける太田社長。ITとふるさと。大切なものにかける情熱は、郷土の発展に貢献していくことを確信しました。
(インタビュー 2020/3/3 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- ITプラン株式会社
- 設立年月
- 2008年4月
- 代表取締役
- 太田 記生
- 社員数(役員含む)
- 4名 2020/3/30 現在
- 平均年齢
- 38.5歳2020/3/30 現在
- 事業内容
- 中小企業向けITコンサルティング事業、WEBシステム開発事業、企業再生計画・新事業計画策定支援事業、地域限定旅行業
- 本社所在地
- 岡山県岡山市北区広瀬町11ー17
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