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社長インタビュー
Goenではすべての社長に直接お会いして、インタビューしています。
「なんとかしてみよう」が築いた高品質

ダイシン電機株式会社

代表取締役社長 藤井 將登

1961年生まれ。設計・工場管理を経て、二代目代表取締役に就任。55歳で東京マラソンに出場したことをきっかけに、フルマラソンを続けている。座右の銘は”驕る平家は久しからず”。

配電盤の総合メーカーとして、設計から組立、出荷に至るまで一貫生産を行うダイシン電機。創業以来、確かな技術力でお客様に満足していただける製品を開発し続けている。

国道から来ると、建物のカラーが目を引きますね。

「創業60年の節目に、ティファニーブルーに塗り替えたんです。アクセントの白が、プレゼントボックスにかけたリボンみたいでしょう(笑)」

本当ですね。それにしても、なぜティファニーブルーに?

「ティファニーブルーは、コマツグミの卵の色からきていると言われていて、神秘的な青色の卵からは、今まさに「命(=一番大切な物)」が生まれようとしている、大切なものを生み出しお客さまにお届けする気持ちが込められた色だそうです。
それと同じように弊社にとっても、製品やそれに込められた思い、そして社員一人ひとりが大切なものであるという意味を込めて、この色を選びました。」
”大切なもの”である製品についてお伺いしたいのですが、具体的にはどういったものを作っているのですか?

「ダイシン電機は配電盤の専業メーカーです。建物に使用される配電盤は既製品も多く採用されます。けれど形状や建築された年代によっては、既製品が使用できない建物も少なくないんです。
弊社ではそういった特殊な配電盤を必要とする企業に、フルオーダーメイドの製品を提供しています。」
既製品では対応できないものを、すべて自社で製造されているということですか?

「そうです。設計からはじまって、板金、塗装、組立、配線、検査、出荷まで、全部自分たちでやりますよ。」

なぜそこまで一貫生産にこだわられているのでしょうか?

「創業した当時は板金や塗装の業者が岡山にあまりなく、気軽に周りに頼れる環境ではなかったことが大きな理由です。さほど便利ではない場所で、納得できるものを作ろうと思ったら、自社一貫がベストだったということですね。」
素晴らしいと思う反面、コストもかかるように感じますが、御社にとってのメリットはどんなところですか?

「必ずしもコスト高にはなりませんよ。外注すればモノの移動が発生します。モノを動かす時間とコストは甘く考えることはできません。社内の時間を有効に使うことがポイントです。それに弊社はカスタム配電盤の専業メーカーです。弊社にいただくご依頼はすべて、”既製品では対応できない”という特徴があります。言ってしまえば手のかかる注文に対して、『なんとかしてやろう』と、面倒を楽しめる文化を、社員一人ひとりが持っていることがメリットでしょうか。」

社員さんたちが楽しんで仕事をしているということは、見ていてわかるものですか?

「わかりますよ。弊社製品はオーダーメイドなので、板金・塗装・組立・配線すべての工程で、手作業になる部分は既製品に比べると圧倒的に多いんです。モチベーションが高まり、ベクトルが揃うと人間ってすごいんだな、と思いますね。」
前向きな姿勢が、見た目に現れているのでしょうか。工場が非常に整理整頓されていて驚きました。

「ありがとうございます(笑)社員から、一日のはじめに環境美化の時間がほしいという申し出があったんです。」

すばらしいですね。生産性は上がりましたか?

「まだそこまでは実感していません。けれどあえて就業時間内に時間を設けたことの意味は、伝わっているのではないかと思いますね。
配電盤て、線がまっすぐだときれいなんですよ。道具をそろえて置くとか、そいういうことがつながってくると思っています。」
スタッフの皆さんをとても信頼されているんですね。
「もっと成長してほしいと感じる部分もありますが、基本的には非常によくやってくれていると思います。新しい人を採用するときは、『配属する部署の雰囲気にあうか』ということを判断基準のひとつにしますね。」

業界の景気はいいとうかがっています。事業は精力的に拡大されるのですか?
「もっと会社を大きくしようという気持ちはありません。反対にもっと濃密な仕事をして社員全員がしっかり休みを取るとか、自分の勉強にあてるといった余白を作って、長く続く会社にしたいと思っています。」

藤井社長、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
《ライター後記》

「面倒を楽しめることが自社の文化」という藤井社長の言葉通り、すべての商品がオーダーメイドである環境は、ものづくりが好きな職人さんたちの好奇心を満たし続けているようです。
(インタビュー 2019/10/29 Goen編集部)

会社概要

会社名
ダイシン電機株式会社
設立年月
1957年5月
代表取締役社長
藤井 將登
社員数(役員含む)
74名 2019/12/1 現在
平均年齢
42歳2019/12/1 現在
事業内容
高低圧受配電設備、制御盤、分電盤、端子盤、操作盤、監視盤などの設計・製作・販売
本社所在地
岡山県岡山市北区御津野々口1578番地
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