社長インタビュー
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税理士法人久遠
代表社員 前原 幸夫 氏
税理士法人久遠・代表社員/税理士。1985年に前身となる前原税理士事務所を創業。以来、税理士業務のほか、講演や原稿執筆、各種経営者団体の役員活動など、オンオフの線引きなく精力的に活動している。
【事業内容】
岡山県内の中小企業を中心に、税務・財務の事務処理代行、監査、経営計画等のアドバイスなどを手がける税理士法人久遠(くおん)。4拠点で社員数約50名、顧問契約を結ぶお客さまは1200社にも及び、税理士事務所としては県内トップクラスの規模を誇る。
「企業や事業主の税務申告書の作成代行が基本業務なのですが、それに加えて、給与計算や決算書作成といった会計業務も担当します。」
「基本的にはそうですね。ただ一番重要な役割は、経営者の相談相手になることなんですよ。」
「経営者にとって税理士事務所のスタッフは、定期的に訪ねてくる財務の専門家であり、会社のお金に関することをすべてさらけ出す相手です。信頼関係を築いていくうちに、資金繰りなど財務上の悩みから、新規事業計画、採用人事、さらには相続など個人的な悩みまで、ありとあらゆる問題を相談されるようになっていきます。」
「これからの時代、税務や会計の単純作業は自動化が進み、最適な節税アドバイスまでAIがやってくれるようになるでしょう。私たちはそれ以上に、経営者の方から『この人にはなんでも相談できる』と思っていただける存在になることを目指しています。」
「経営状況の厳しい会社には、いいところをほめて自信を持ってもらい、不安を取り除くことを大切にしています。逆に伸びている会社には、小さなほころびを逃さず指摘し、慢心させないように氣を配っていますね。」
「お客さまだけでなく、日本を元氣にすることを目標にしています。」
「日本を元氣にするために、地域の中小企業経営者を元氣づけることが、私たち税理士事務所の役割なんです。そのためには、まず私たち自身が経済的、肉体的にも精神的にも元氣でなくてはいけません。」
「ルールを作っているんです。例えば『忙しい』は『充実している』と言い換えるといったようなことですね。『ありがとうございました』と過去形で終わらせず、『ありがとうございます』と先に続く言い方を選んでいます。」
「言葉が前向きになることで、内面が明るくなります。幸せだから笑顔になれるのではなく、笑顔のあるところに幸せが来るんですよ。」
「90%は、既存のお客さまからのご紹介ですね。この先はお客さまの数よりも、お客さまに寄り添い、質の高いサービスを提供しつづけることに注力したいと思っています。」
「何よりも大切なことは、たくさんの人とつながることですよね。お客さまの多様な悩みに対して、豊富な人脈の中から適切な専門家を紹介することで、課題を解決に導くことができると考えています。」
「そうです。私もいくつかの経営者団体に所属していますが、社員にも勉強会などには積極的に参加するように伝えています。そこで世話役を引き受けるなどして周りのために一生懸命尽くしていれば、自然と信頼されて人の輪が広がっていくんです。これからも金もうけじゃなく、『人もうけ』に努めていきたいですね(笑)」
前原代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
【ライター後記】
代表のお話から伝わってくるのは「お客さまを元気にしたい」というまっすぐな気持ち。そのためにはまず自分たちが元気であろうとする想いにもブレがなく、こうした姿勢が社員ひとりひとりにしっかりと根付いていると感じました。
岡山県内の中小企業を中心に、税務・財務の事務処理代行、監査、経営計画等のアドバイスなどを手がける税理士法人久遠(くおん)。4拠点で社員数約50名、顧問契約を結ぶお客さまは1200社にも及び、税理士事務所としては県内トップクラスの規模を誇る。
税理士事務所の業務には、どういったものが含まれるのですか?
「企業や事業主の税務申告書の作成代行が基本業務なのですが、それに加えて、給与計算や決算書作成といった会計業務も担当します。」
担当する会社の、お金の流れを管理されるのですね。
「基本的にはそうですね。ただ一番重要な役割は、経営者の相談相手になることなんですよ。」
経営者の方は、どういったことを相談されるのでしょうか?
「経営者にとって税理士事務所のスタッフは、定期的に訪ねてくる財務の専門家であり、会社のお金に関することをすべてさらけ出す相手です。信頼関係を築いていくうちに、資金繰りなど財務上の悩みから、新規事業計画、採用人事、さらには相続など個人的な悩みまで、ありとあらゆる問題を相談されるようになっていきます。」
税の専門知識に加えて、人として求められていくということですね。
「これからの時代、税務や会計の単純作業は自動化が進み、最適な節税アドバイスまでAIがやってくれるようになるでしょう。私たちはそれ以上に、経営者の方から『この人にはなんでも相談できる』と思っていただける存在になることを目指しています。」
相談を受けるときは、どういったことを配慮されていますか?
「経営状況の厳しい会社には、いいところをほめて自信を持ってもらい、不安を取り除くことを大切にしています。逆に伸びている会社には、小さなほころびを逃さず指摘し、慢心させないように氣を配っていますね。」
目標は、お客さまの経営を元気にすることですか?
「お客さまだけでなく、日本を元氣にすることを目標にしています。」
非常にスケールの大きな目標ですが、具体的にはどういうことでしょうか?
「日本を元氣にするために、地域の中小企業経営者を元氣づけることが、私たち税理士事務所の役割なんです。そのためには、まず私たち自身が経済的、肉体的にも精神的にも元氣でなくてはいけません。」
確かにそうですね。では御社が元気でいるために、どんなことを心がけていらっしゃいますか?
「ルールを作っているんです。例えば『忙しい』は『充実している』と言い換えるといったようなことですね。『ありがとうございました』と過去形で終わらせず、『ありがとうございます』と先に続く言い方を選んでいます。」
それにはどのような効果があるのですか?
「言葉が前向きになることで、内面が明るくなります。幸せだから笑顔になれるのではなく、笑顔のあるところに幸せが来るんですよ。」
御社から感じるエネルギーの源は、その心がけなのですね。お客さまはコンスタントに増えていると伺いました。どういった方が多いのですか?
「90%は、既存のお客さまからのご紹介ですね。この先はお客さまの数よりも、お客さまに寄り添い、質の高いサービスを提供しつづけることに注力したいと思っています。」
質の高いサービスは、どのように実現されるのでしょうか?
「何よりも大切なことは、たくさんの人とつながることですよね。お客さまの多様な悩みに対して、豊富な人脈の中から適切な専門家を紹介することで、課題を解決に導くことができると考えています。」
ご自身だけでなく、社員の皆さんそれぞれのつながりも必要だということですね。
「そうです。私もいくつかの経営者団体に所属していますが、社員にも勉強会などには積極的に参加するように伝えています。そこで世話役を引き受けるなどして周りのために一生懸命尽くしていれば、自然と信頼されて人の輪が広がっていくんです。これからも金もうけじゃなく、『人もうけ』に努めていきたいですね(笑)」
前原代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
【ライター後記】
代表のお話から伝わってくるのは「お客さまを元気にしたい」というまっすぐな気持ち。そのためにはまず自分たちが元気であろうとする想いにもブレがなく、こうした姿勢が社員ひとりひとりにしっかりと根付いていると感じました。
(インタビュー 2019/4/24 Goen編集部)