社長インタビュー
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地元を支える100年企業に
土井建設株式会社
代表取締役 髙見 郁 氏
2013年に入社し、2020年1月に代表取締役就任。中学校時代から続けて来たハンドボールでは、国体の出場経験を持つ。成功と挫折を味わったスポーツでの経験は、経営者としての土台を支えている。
【事業内容】
公共事業や、法人向けのマンション・店舗・倉庫の設計施工、個人向けの住宅建築などを手がける土井建設。およそ70年に渡り、総社を中心とした岡山県南の街づくりに関わっている。
【インタビュー記事】
「まだ営業職の感覚が強いですね(笑)。
ただ私にとって営業というのは、お客さまに私とつながることの価値を感じていただいて、その上でよりお役に立つためにモノを売るという行為なので、立場が変わってもお客さまへの思いに変化はありません。」
「弊社は地域から、非常に愛されてきた会社であると感じています。私は6代目なのですが、代々創業者の家系かどうかではなく、トップにふさわしい人物であるかどうかで代表は受け継がれてきました。
3代目と5代目は身内ではないんですよ。それでも会社と地域のために全力で経営をしてきた。そういう意味では私も、100年企業の礎となれるような仕事をして、後継者を育てていかなければならないと感じています。」
「現場に関わる社員に、負担の少ない範囲で活動したいと考えています。日帰りできる距離を前提として、監督には直行直帰で、営業には状況に合わせて柔軟に動いてもらっています。
働きやすい環境づくりについては内勤でも取り組んでいて、マンション管理などにかかる負担を減らすため、システムも導入していく予定です。」
「トップダウンではなく、ボトムアップのできる組織にしたいですね。
100年を超えてこの先も生き残っていく企業を目指すには、社員一人ひとりが自分で考えて行動し、自分の考えを周りに伝えながら、業績に貢献していくことが必要だと考えています。若い方や入社したばかりの方でも、声を上げられるような組織が理想です。」
「まずは入社時に、新入社員一人ひとりに育成担当をつけることを考えています。全員が集まるような会議で発言するのは難しくても、日々行動を共にする先輩社員になら、疑問や思いをぶつけることはできますよね。
そうして全員が近い人と関係を強化していけば、自ずと全体の意見が吸い上げられていくのではないかと思っています。」
「社員全員で、親和会というグループを作っています。花見やバーベキュー、忘年会など季節の行事や、旅行を実施することもありますね。
会社の行事ではあるのですが、仕事を離れたところでコミュニケーションを深めることで、日ごろのホウレンソウやお互いのサポートがスムーズに進むのではないかと考えています。」
「敬意と親しみを持って接することでしょうか。私は入社が2013年ですから、社員のなかには私より年配の方も先輩もいます。そういう方には敬語でお話ししますし、年下の社員や部下に対しても、同じ目線で話をするように心がけています。」
長く事業を存続させ、働きやすい環境を整えることで、地域と社員への思いを形にされていることを感じました。100周年に向けて、さらなる発展と地域への貢献が期待されています。
公共事業や、法人向けのマンション・店舗・倉庫の設計施工、個人向けの住宅建築などを手がける土井建設。およそ70年に渡り、総社を中心とした岡山県南の街づくりに関わっている。
【インタビュー記事】
代表取締役に就任されて、ご自身に変化はありましたか。
「まだ営業職の感覚が強いですね(笑)。
ただ私にとって営業というのは、お客さまに私とつながることの価値を感じていただいて、その上でよりお役に立つためにモノを売るという行為なので、立場が変わってもお客さまへの思いに変化はありません。」
総社で70年近く続く企業を受け継がれて、プレッシャーはありませんでしたか。
「弊社は地域から、非常に愛されてきた会社であると感じています。私は6代目なのですが、代々創業者の家系かどうかではなく、トップにふさわしい人物であるかどうかで代表は受け継がれてきました。
3代目と5代目は身内ではないんですよ。それでも会社と地域のために全力で経営をしてきた。そういう意味では私も、100年企業の礎となれるような仕事をして、後継者を育てていかなければならないと感じています。」
活動エリアは総社を中心に県南がメインと伺いました。県南にこだわる理由はありますか。
「現場に関わる社員に、負担の少ない範囲で活動したいと考えています。日帰りできる距離を前提として、監督には直行直帰で、営業には状況に合わせて柔軟に動いてもらっています。
働きやすい環境づくりについては内勤でも取り組んでいて、マンション管理などにかかる負担を減らすため、システムも導入していく予定です。」
社員の皆さんを信頼した上で、効率化を進めていかれるのですね。どのような組織を理想とされていますか。
「トップダウンではなく、ボトムアップのできる組織にしたいですね。
100年を超えてこの先も生き残っていく企業を目指すには、社員一人ひとりが自分で考えて行動し、自分の考えを周りに伝えながら、業績に貢献していくことが必要だと考えています。若い方や入社したばかりの方でも、声を上げられるような組織が理想です。」
経験が必要な業界なので、若い方が声を上げるのは難しいように感じます。ボトムアップを実現する方法として、具体的にはどういったことを考えておられますか。
「まずは入社時に、新入社員一人ひとりに育成担当をつけることを考えています。全員が集まるような会議で発言するのは難しくても、日々行動を共にする先輩社員になら、疑問や思いをぶつけることはできますよね。
そうして全員が近い人と関係を強化していけば、自ずと全体の意見が吸い上げられていくのではないかと思っています。」
社員さん同志のつながりを深めるために、取り組まれていることはありますか。
「社員全員で、親和会というグループを作っています。花見やバーベキュー、忘年会など季節の行事や、旅行を実施することもありますね。
会社の行事ではあるのですが、仕事を離れたところでコミュニケーションを深めることで、日ごろのホウレンソウやお互いのサポートがスムーズに進むのではないかと考えています。」
社長ご自身が、社員さんとの関係を築く上で心がけておられることはありますか。
「敬意と親しみを持って接することでしょうか。私は入社が2013年ですから、社員のなかには私より年配の方も先輩もいます。そういう方には敬語でお話ししますし、年下の社員や部下に対しても、同じ目線で話をするように心がけています。」
髙見社長、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております。
【ライター後記】長く事業を存続させ、働きやすい環境を整えることで、地域と社員への思いを形にされていることを感じました。100周年に向けて、さらなる発展と地域への貢献が期待されています。
(インタビュー 2020/3/29 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 土井建設株式会社
- 設立年月
- 1960年11月
- 代表取締役
- 髙見 郁
- 社員数(役員含む)
- 42名 2019/4/20 現在
- 平均年齢
- 41歳2019/4/20 現在
- 事業内容
- 建築やリフォーム工事の設計・施工、土木工事の設計・施工、不動産の売買・賃貸・仲介・管理
- 本社所在地
- 岡山県総社市総社1ー1ー50
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