社長インタビュー
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岡山の建築現場をプロデュース
株式会社アース・ゲイン
代表取締役 藤野 彰弘 氏
倉敷市玉島出身。大阪の大学を卒業後、14年間広島で働き、36歳で帰岡して創業する。趣味のトライアスロン仲間には地元の経営者が多く、趣味を通じて広がった人脈が仕事にもいかされているという。
【事業内容】
建築現場の施工管理を専門に手がける、株式会社アース・ゲイン。2011年の創業以来、店舗、住宅、工場など幅広い工事の全体指揮をとる。
住宅の設計・プランニングのほか、最近は古い民家や空き家を再生するリノベーションにも力を入れている。
【インタビュー記事】
「ありがたいですね(笑)。“職人さんが気持ちよく働ける現場づくり”を、モットーにしているんです。ベテランの職人さんに『藤野さんの現場なら』なんて言ってもらうと、監督冥利に尽きますよね。」
「大手店舗設計会社に勤めていたんですが、景気が悪化して高い能力を持った先輩たちがリストラにあうのを見て、たまらなくなって独立したんですよ。
けど会社を離れれば、なんの資格もない28歳の若者ですから。借金に借金を重ねて、ものの半年で生きていけなくなりました。」
「いえ、かなり時間はかかりましたね。日中は工場の派遣、夜中には魚市場、土日は引越しのバイトと働きづめでした。30歳のときに父親が亡くなって、母親だけでも親孝行しなければと思って。33歳でようやく借金を完済して、岡山に帰ってきました。」
「独立に失敗した経験から自分の武器になるものが必要だと感じていたので、岡山に帰ってくる前に1級建築士・宅建・1級施工管理技士の資格を取っていたんです。とにかくそれをベースにスタートしようと思っていました。」
「まだまだ甘かったですね(笑)。長く岡山を離れていたので人脈もありませんし、受注もなかなか安定しませんでした。ただそれ以上に、腕のいい職人さんを確保することが大変でした。」
「そうなんです。ものをつくる仕事は人がすべて。いかによい職人さんを集めて、いかによい仕事をしてもらうかが施工管理の一番大切な仕事です。」
「現場の雰囲気づくりですね。特に人間関係のよしあしは、施工のクオリティを大きく左右しますから。」
「借金まみれの自分を拾ってくれた工務店で、建築のおもしろさを実感したんです。そこの社長の設計は難しい納まりが多くて現場はいつも大変だったのですが、職人さんたちとみんなで、ああだこうだと知恵を出し合いながら作り上げていくという過程が、本当に楽しかったんですよ。
『ああ、これこそが建築の正しいやり方なんだ』と思って。みんなで工夫していいものを作って、その結果、お客さまに喜んでいただけたらもう最高じゃないですか。」
「なによりも各分野それぞれに、信頼できる職人がそろったことが大きいですね。安定して高い品質で納められるようになったので、自信をもって仕事を取れるようになりました。」
「50歳までに、売上を5億円にします。そして地元玉島でもうひとつ、建築を通して地域のまちづくりに貢献する会社を作り、これも5億円規模に育てます。」
「苦しいとき、いつも心のよりどころとして支えてもらいましたから。私たち地元の若い経営者が事業をがんばって玉島ににぎわいが生まれれば、弊社はそこに『住』を提供して、さらにまちづくりに貢献することができると思っています。」
「うかうかしていられません(笑)」
建築現場の施工管理を専門に手がける、株式会社アース・ゲイン。2011年の創業以来、店舗、住宅、工場など幅広い工事の全体指揮をとる。
住宅の設計・プランニングのほか、最近は古い民家や空き家を再生するリノベーションにも力を入れている。
【インタビュー記事】
職人さんからは、絶大な信頼を寄せられていると伺いました。
「ありがたいですね(笑)。“職人さんが気持ちよく働ける現場づくり”を、モットーにしているんです。ベテランの職人さんに『藤野さんの現場なら』なんて言ってもらうと、監督冥利に尽きますよね。」
若い頃はかなりご苦労されたそうですね。
「大手店舗設計会社に勤めていたんですが、景気が悪化して高い能力を持った先輩たちがリストラにあうのを見て、たまらなくなって独立したんですよ。
けど会社を離れれば、なんの資格もない28歳の若者ですから。借金に借金を重ねて、ものの半年で生きていけなくなりました。」
借金はすぐ返済されたのですか。
「いえ、かなり時間はかかりましたね。日中は工場の派遣、夜中には魚市場、土日は引越しのバイトと働きづめでした。30歳のときに父親が亡くなって、母親だけでも親孝行しなければと思って。33歳でようやく借金を完済して、岡山に帰ってきました。」
岡山でゼロから起業されたのですか。
「独立に失敗した経験から自分の武器になるものが必要だと感じていたので、岡山に帰ってくる前に1級建築士・宅建・1級施工管理技士の資格を取っていたんです。とにかくそれをベースにスタートしようと思っていました。」
それだけの資格があれば、創業後はスムーズではないかと感じます。
「まだまだ甘かったですね(笑)。長く岡山を離れていたので人脈もありませんし、受注もなかなか安定しませんでした。ただそれ以上に、腕のいい職人さんを確保することが大変でした。」
職人さんあっての工事ということですね。
「そうなんです。ものをつくる仕事は人がすべて。いかによい職人さんを集めて、いかによい仕事をしてもらうかが施工管理の一番大切な仕事です。」
他に配慮されていることはありますか。
「現場の雰囲気づくりですね。特に人間関係のよしあしは、施工のクオリティを大きく左右しますから。」
それは代表ご自身の経験からですか?
「借金まみれの自分を拾ってくれた工務店で、建築のおもしろさを実感したんです。そこの社長の設計は難しい納まりが多くて現場はいつも大変だったのですが、職人さんたちとみんなで、ああだこうだと知恵を出し合いながら作り上げていくという過程が、本当に楽しかったんですよ。
『ああ、これこそが建築の正しいやり方なんだ』と思って。みんなで工夫していいものを作って、その結果、お客さまに喜んでいただけたらもう最高じゃないですか。」
そんな思いで創業から7年やってこられて、理想の会社になりつつあるんですね。
「なによりも各分野それぞれに、信頼できる職人がそろったことが大きいですね。安定して高い品質で納められるようになったので、自信をもって仕事を取れるようになりました。」
今後、どういった会社に育てていかれますか。
「50歳までに、売上を5億円にします。そして地元玉島でもうひとつ、建築を通して地域のまちづくりに貢献する会社を作り、これも5億円規模に育てます。」
玉島への強い想いがあるのですね。
「苦しいとき、いつも心のよりどころとして支えてもらいましたから。私たち地元の若い経営者が事業をがんばって玉島ににぎわいが生まれれば、弊社はそこに『住』を提供して、さらにまちづくりに貢献することができると思っています。」
50歳まであと6年ですね。
「うかうかしていられません(笑)」
藤野代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております。
(インタビュー 2019/1/23 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社アース・ゲイン
- 設立年月
- 2016年7月
- 代表取締役
- 藤野 彰弘
- 社員数(役員含む)
- 4名 2019/7/1 現在
- 平均年齢
- 31.8歳2019/7/1 現在
- 事業内容
- 建築現場のプロデュース、建築・内装工事の施工管理請負、一般住宅の建築設計、リフォーム・リノベーション
- 本社所在地
- 岡山県岡山市南区豊浜町12ー14 オフィスZ2 2階201号
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