社長インタビュー
Goenではすべての社長もしくは会社トップにお会いしてインタビューしています。
まちづくりをエコで支援する
株式会社インテックス
代表取締役 金山 昇司 氏
資源の創出を通して、人と環境を育み、豊かな未来づくりに貢献する企業のトップとしてメディアにも注目され、全国各地の経営者向けセミナーに講師としてしばしば登壇。トライアスロンにも挑戦するスポーツマンでもある。
【事業内容】
廃棄物の収集・運搬、中間処理などを手がける株式会社インテックス。「この世に廃棄物は存在しない」という理念のもと、資源リサイクルに貢献している。
「70%以上が、リサイクル可能なんです。」
「建築解体現場等から出る木やコンクリート、ガラスなどが入り混じった廃棄物を、風力・磁力・振動等によってふるい分け、最後は手作業で分別します。」
「廃コンクリートからは、舗装の下地などに活用される再生砕石や、再生砂が作られます。古瓦を砕いたテコラは見た目がきれいなので、ガーデニング材として一般住宅や公共施設の外構工事にも使われていますよ。」
「うちの事業領域は、『資源創出業』なんです。リサイクル率を限りなく100%に近づけることが、私たちの使命だと考えています。」
「いろいろな事業を経験してきたのですが、原点は父が営んでいた鉄くず回収業を手伝ったことですね。」
「鉄くずと一緒に、お客さまから家財道具の処分を頼まれたことがあったんです。私にとってはささいなサービスのつもりで応じたら、『本当に助かった』と喜んでもらえて。困っている人を助けるすばらしい仕事が、こんなに身近にあったのかと衝撃を受けました。」
「億単位の莫大な予算がかかりましたが、90%のリサイクルが可能になりました。100%まであと10%です。」
「社員教育ですね。忙しくても、毎日2〜3人とはしっかり話をするようにしています。新卒採用者には、入社前に自宅や実家に足を運び、親御さんにあいさつをさせてもらっていますよ。」
「弊社の社訓ですね。私にとってはすでに、社訓というより人生訓ともいうべきものです。」
○自分の人生に大いなる夢と希望を抱き、勇気をもって常に挑戦します。
○小さな仕事を大きな志で重ねて今日の私たちがあります。紙くず1枚、木くず1片、釘1本を大切にします。
○立ちはだかる壁は成長の糧です。決して逃げることなく乗り越えます。
○思うことは正々堂々と言います。どんな正論も陰で言えばすべてが愚痴と言い訳になります。
○お客さまにはもちろんのこと、働く仲間・親・祖先・家族・地域社会に対して、謙虚さと感謝の気持ちを忘れません。
「”エコヴィレッジ”の建設です。」
「モノを作って売る『動脈産業』に比べ、その逆を担う私たちのような『静脈産業』は、なかなか人に理解してもらう機会がないんです。だから弊社が社会科見学や職業体験もできるような大きな施設を整えて、未来を担う子どもたちに私たちの仕事の価値を知ってもらえたらと思っています。いつも、これからが本番という気持ちですよ(笑)。」
金山代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
廃棄物の収集・運搬、中間処理などを手がける株式会社インテックス。「この世に廃棄物は存在しない」という理念のもと、資源リサイクルに貢献している。
建築解体現場から出る廃棄物は、リサイクルできるものなのですか?
「70%以上が、リサイクル可能なんです。」
そんなにできるんですか!どのような処理をすれば、リサイクル可能になるのでしょうか?
「建築解体現場等から出る木やコンクリート、ガラスなどが入り混じった廃棄物を、風力・磁力・振動等によってふるい分け、最後は手作業で分別します。」
分別したものは何にリサイクルされるのですか?
「廃コンクリートからは、舗装の下地などに活用される再生砕石や、再生砂が作られます。古瓦を砕いたテコラは見た目がきれいなので、ガーデニング材として一般住宅や公共施設の外構工事にも使われていますよ。」
廃棄物ではなく、宝の山なんですね。
「うちの事業領域は、『資源創出業』なんです。リサイクル率を限りなく100%に近づけることが、私たちの使命だと考えています。」
金山代表ご自身は、ずっとこの業界に関わってこられたのですか?
「いろいろな事業を経験してきたのですが、原点は父が営んでいた鉄くず回収業を手伝ったことですね。」
この事業につながるきっかけがあったのですか?
「鉄くずと一緒に、お客さまから家財道具の処分を頼まれたことがあったんです。私にとってはささいなサービスのつもりで応じたら、『本当に助かった』と喜んでもらえて。困っている人を助けるすばらしい仕事が、こんなに身近にあったのかと衝撃を受けました。」
それがきっかけとなって創業して、今では60人を超える企業に。新しい廃棄物選別ラインも導入されたと伺いました。
「億単位の莫大な予算がかかりましたが、90%のリサイクルが可能になりました。100%まであと10%です。」
競合他社も増えつつあるなかで、業績は好調。どういったことを大切にされているのでしょうか?
「社員教育ですね。忙しくても、毎日2〜3人とはしっかり話をするようにしています。新卒採用者には、入社前に自宅や実家に足を運び、親御さんにあいさつをさせてもらっていますよ。」
高い事業目標や社員への思いの根幹には、どういった信念をお持ちなのでしょうか?
「弊社の社訓ですね。私にとってはすでに、社訓というより人生訓ともいうべきものです。」
社員さんの行動指針ともなる、五か条からなる社訓ですね。
○自分の人生に大いなる夢と希望を抱き、勇気をもって常に挑戦します。
○小さな仕事を大きな志で重ねて今日の私たちがあります。紙くず1枚、木くず1片、釘1本を大切にします。
○立ちはだかる壁は成長の糧です。決して逃げることなく乗り越えます。
○思うことは正々堂々と言います。どんな正論も陰で言えばすべてが愚痴と言い訳になります。
○お客さまにはもちろんのこと、働く仲間・親・祖先・家族・地域社会に対して、謙虚さと感謝の気持ちを忘れません。
また現在の事業とは別に、大きな夢をお持ちだとも伺いました。
「”エコヴィレッジ”の建設です。」
”エコヴィレッジ”とは、どういった施設ですか?
「モノを作って売る『動脈産業』に比べ、その逆を担う私たちのような『静脈産業』は、なかなか人に理解してもらう機会がないんです。だから弊社が社会科見学や職業体験もできるような大きな施設を整えて、未来を担う子どもたちに私たちの仕事の価値を知ってもらえたらと思っています。いつも、これからが本番という気持ちですよ(笑)。」
金山代表、ありがとうございました。御社のさらなるご発展を、心からお祈り申し上げております!
(インタビュー 2019/1/29 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社インテックス
- 設立年月
- 1996年3月
- 代表取締役
- 金山 昇司
- 社員数(役員含む)
- 56名 2019/2/28 現在
- 平均年齢
- 36歳2019/2/28 現在
- 事業内容
- 産業廃棄物の収集・運搬・処分、建築解体工事、製鋼原料売買
- 本社所在地
- 岡山県岡山市南区藤田1438-10
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