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社長インタビュー
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すべては「ミスターサービスで良かった」のために

株式会社ミスターサービス

代表取締役 土岩 剛志

1973年生まれ。軽貨物運送業を経て、流通加工業界へ。2003年に「ミスターサービス」を法人化。岡山東ロータリークラブの写真同好会に所属し、バードウォッチングや撮影旅行を楽しんでいる。小山昇氏・稲森和夫氏のビジネス書を愛読。

【事業内容】
商品のセット組みや梱包、発送代行など、流通加工分野をトータルで行う株式会社ミスターサービス。土岩剛志社長が個人で始めた事業を拡げ、2003年に法人化した。
【インタビュー記事】
倉庫の広さに驚きました。

「流通加工業は、規模の大きさがそのまま強みになるんです。弊社は2拠点あわせて約1,500坪(テニスコート換算で約20面分)の倉庫内スペースと、100人以上のスタッフによって短納期を実現しました。」
取引業界もバラエティ豊かですね。

「自動車部品、印刷、食品、住宅、健康食品、通信販売など、様々なジャンルで商品加工をお任せいただいています。そのおかげで、私たち自身のノウハウや知識も豊富に蓄積されてきています。」
業界によって作業の流れが変わるのですか。

「受注はすべてオーダーメイドなんです。商品を完成させるまでの効率化・低コスト化を、営業担当者が一社ずつクライアントと向き合って提案しています。」
この事業自体は、土岩社長が個人で始められたのですか。

「25歳のときにカーショップの起業を志して、脱サラしたんです。そのころ知人に話を持ちかけられて、開業資金を貯めるつもりで軽貨物運送をはじめました。

はじめてみると、依頼先で配達する荷物の発送準備ができていないことが多々あって。手伝うようになったことが、流通加工業にかかわるようになったきっかけですね。」
解決すべき問題が見えた、ということなんですね。”ミスターサービス”という社名には、何か由来があるのですか。

「人が資本の仕事なので、プロ意識を大切にしたいという私の思いをもとに、妻が考えました。」

経営理念にもつながる思いですね。

「そうです。軽貨物運送の仕事をしていたころの、お客さま困りごとを解決したら感謝してもらえた体験が、『物流の悩みを解決するために存在する』という、現在の経営理念につながっています。」
クライアントとの信頼関係はどのように構築していますか。

「新規のお客さまに対しては、私も営業と一緒に訪問し、お客さまの会社の雰囲気や私たちに何を求められているかを直接感じるようにしています。

経営者や担当の方の思いや仕事に対する姿勢も含めて、サービスに反映させていきたいですね。」
営業スタッフとは、同行されることもあるのですね。では加工スタッフと接する時間はありますか。

「倉庫での作業や内職のスタッフとはコミュニケーションが少なくなりやすいので、朝礼や定例会を実施しています。

また私と社員だけでなく、スタッフ同士のコミュニケーションを深めるため、感謝を伝える『Thanksカード』や、いいことをしたら評価してもらえる『ポイントカード』を導入しました。導入以来スタッフの定着率はアップしているので、私ももっと活用していきたいですね。」
今後、事業はどのような方向へ進められるのでしょうか。

「体制としてはホールディングス化を目指しています。事業所は5年以内に現在の2ヶ所から5ヶ所に増やしたいですね。そのための人材確保も重視しています。

専門性を活かすスペシャリストや、管理職を任せられるゼネラリストというように、適性やライフプランからキャリアパスを選べる会社が理想です。」
働く側としては、やる気が出ますね。

「やらされていると感じながら仕事をしても、楽しくないですよね。私が創業した理由も、自分が決めたことをやりたいと思ったからなんです。スタッフには自らの意思を持って、やりがいを感じられる仕事をしてほしいと思っています。」


土岩代表、ありがとうございました。さらなるご発展を、心からお祈り申し上げております。
(インタビュー 2018/6/12 Goen編集部)

会社概要

会社名
株式会社ミスターサービス
設立年月
2003年1月
代表取締役
土岩 剛志
社員数(役員含む)
106名 2018/7/19 現在
平均年齢
42歳2018/7/19 現在
事業内容
倉庫内作業、家庭内職、DM発送代行、配送センター代行、商品・製品保管、ポスティング
本社所在地
岡山県岡山市南区古新田1153-6
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