社長インタビュー
Goenではすべての社長もしくは会社トップにお会いしてインタビューしています。
「できない」を決して口にしないマインドを持つプロ集団
株式会社SEC
代表取締役 松田 篤郎 氏
白陵中学を卒業後、野球に打ち込むため倉敷工業高校へ進学し、ピッチャーとして活躍。
持ち前の頭脳と体力を活かし、社会の難題に果敢に挑戦するのが得意。専門家から体育会系の方々まで幅広い人々と交流し、どんな環境でも円滑にコミュニケーションを図ることができる。
【事業内容】
加工機械や制御機器の設計・製造、そして施工まで幅広く対応するテクノロジー会社。お客さまは岡山県内を中心にさまざまな工場や店舗があり、それぞれの要望に応じた機器を0から生み出している。高品質な製品とサービスを提供し、常にプロフェッショナルな仕事を心掛けている。
【インタビュー記事】
――まずは創業のきっかけについてお話しいただきます。
「実は、起業するぞ!というイメージはあまりなかったんですよ。会社勤めを辞めて地元に帰ったとき、リーマンショックの影響で人材があぶれているのを目の当たりにしました。
その中には同級生や友人もいましたし、そんな人たちに何とかして飯の種を作らないといけないな、と考えたのがきっかけです。
初めは個人事業主80名ほどを束ねて機械のメンテナンスや修理、組み付けなどを請け負っていました。下支えのような仕事を頑張っているうちに資金が貯まり、将来のことを考えるとしっかり社会保険を付けられるように会社としてやっていこう、と創業したのが2012年の6月です。」
――事業内容は機械設備装置などの設計・施工とのことですが、もともと同業の会社にお勤めだったのでしょうか。
「元々バイクや車が好きなので機械には興味があって。前職では半導体関係の会社に勤務していて、中国の工場でも働きました。ただ、私たちの創業当初は素人しかいませんでしたので、精度の高い細かなものを作って商売にしよう、と言うよりは『とりあえず元気があればO K !』そんなメンバーと共に規模の大きな重工業系の機械からスタートしました。」
――重工業系と言うと、どういった設備や機械なのでしょうか。
「簡単に言うと大型機械です。例えば、一つの部品が500キロから1トンあるような部品を組み立てて、10トンの機械を作り上げるような。前職の半導体関係だと一つの部品が100gから1kg前後の小さな部品をたくさん組み上げて形作られた機械を取り扱っていたので、初めはそのギャップに戸惑いました。同じ製造業でも全くの別ジャンルですからね。」
――機械の設備や設計の会社を興すとなるとハードルが高そうなイメージですが、それでもトライしようと思ったのはなぜですか。
「機械設計ってまずは頭で考えるものですけど、知識だけがあるよりも私たちのような叩き上げがいちばん強いと思っています。機械ですから誰が作っても見た目はそんなに変わらないんですが、現場の人が組み付けしやすく、またメンテナンスしやすい機構になっているかがすごく大切です。その点、作業者は経験も失敗談もたくさん持っていますからね。」
――特に得意な分野はどんな機械なのでしょうか。
「何かに特化するよりもあらゆるニーズに応えることを意識しています。製造のノウハウは蓄積していきますから、他の製品に活用できることもあるんです。先ほどお話しした中にもあった通り、大きな重工業と半導体などの弱電関係の機械を組み合わせることができるのはうちの強みですし、幅を狭める必要は無いかなと思っています。リーマンショックのときもコロナのときも嫌な思いをしましたから、いつ何が起きても慌てないようリスクヘッジの意図もあります。」
――それで「何に対してもできないはない」っていうスタンスなんですね。
「そうです。できないと思いながら始めると、そのプロセスがどんどんマイナス方向に行っちゃうんですよね。できない理由を探すよりもどうやったらできるのかを考えたいです。大抵は何か課題があるだけなので、その課題を細分化して回復解決していけるかが一番重要なところになるかなと。」
――今回の募集の背景としては、業務量が増えてきたことがあるのでしょうか。
「それもありますが、私たちはまだまだ成長過程ですから、共に成長できるパートナーをたくさん作っていきたいと思っています。これからのニーズを想像すると、私たちのような仕事は変化することはあってもなくなりはしない。お客様が海外に拠点を移すときは当然私たちも仕事が忙しくなりますし。だから国内外問わずグローバルな仕事ができる仲間が必要です。」
――では、どんな方に入社して欲しいと思いますか。
「何のため、誰のために頑張るのかがはっきりしている方が良いです。前向きな思考で意欲を持って取り組めば技術的なものは身につきますから、未経験の方にも挑戦してもらえれば。独立を目指す方も応援しますよ。一緒に業界の課題に挑めるような、そんなパートナー関係になれたら良いですね。」
――松田社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】
国内にとどまらず世界規模でビジネスチャンスを広げる松田社長の姿勢からは、日本のものづくりを底上げしてくれるような頼もしさを感じます。
また、新入社員を募集するにあたって「パートナーを作りたい」と語る姿には社員に対するフラットな目線を垣間見ることができました。
ものづくりに挑戦してみたい方、最新の技術を学びたい方にはぴったりの職場なのではないでしょうか。
(インタビュー 2024/6/20 Goen編集部)
加工機械や制御機器の設計・製造、そして施工まで幅広く対応するテクノロジー会社。お客さまは岡山県内を中心にさまざまな工場や店舗があり、それぞれの要望に応じた機器を0から生み出している。高品質な製品とサービスを提供し、常にプロフェッショナルな仕事を心掛けている。
【インタビュー記事】
――まずは創業のきっかけについてお話しいただきます。
「実は、起業するぞ!というイメージはあまりなかったんですよ。会社勤めを辞めて地元に帰ったとき、リーマンショックの影響で人材があぶれているのを目の当たりにしました。
その中には同級生や友人もいましたし、そんな人たちに何とかして飯の種を作らないといけないな、と考えたのがきっかけです。
初めは個人事業主80名ほどを束ねて機械のメンテナンスや修理、組み付けなどを請け負っていました。下支えのような仕事を頑張っているうちに資金が貯まり、将来のことを考えるとしっかり社会保険を付けられるように会社としてやっていこう、と創業したのが2012年の6月です。」
――事業内容は機械設備装置などの設計・施工とのことですが、もともと同業の会社にお勤めだったのでしょうか。
「元々バイクや車が好きなので機械には興味があって。前職では半導体関係の会社に勤務していて、中国の工場でも働きました。ただ、私たちの創業当初は素人しかいませんでしたので、精度の高い細かなものを作って商売にしよう、と言うよりは『とりあえず元気があればO K !』そんなメンバーと共に規模の大きな重工業系の機械からスタートしました。」
――重工業系と言うと、どういった設備や機械なのでしょうか。
「簡単に言うと大型機械です。例えば、一つの部品が500キロから1トンあるような部品を組み立てて、10トンの機械を作り上げるような。前職の半導体関係だと一つの部品が100gから1kg前後の小さな部品をたくさん組み上げて形作られた機械を取り扱っていたので、初めはそのギャップに戸惑いました。同じ製造業でも全くの別ジャンルですからね。」
――機械の設備や設計の会社を興すとなるとハードルが高そうなイメージですが、それでもトライしようと思ったのはなぜですか。
「機械設計ってまずは頭で考えるものですけど、知識だけがあるよりも私たちのような叩き上げがいちばん強いと思っています。機械ですから誰が作っても見た目はそんなに変わらないんですが、現場の人が組み付けしやすく、またメンテナンスしやすい機構になっているかがすごく大切です。その点、作業者は経験も失敗談もたくさん持っていますからね。」
――特に得意な分野はどんな機械なのでしょうか。
「何かに特化するよりもあらゆるニーズに応えることを意識しています。製造のノウハウは蓄積していきますから、他の製品に活用できることもあるんです。先ほどお話しした中にもあった通り、大きな重工業と半導体などの弱電関係の機械を組み合わせることができるのはうちの強みですし、幅を狭める必要は無いかなと思っています。リーマンショックのときもコロナのときも嫌な思いをしましたから、いつ何が起きても慌てないようリスクヘッジの意図もあります。」
――それで「何に対してもできないはない」っていうスタンスなんですね。
「そうです。できないと思いながら始めると、そのプロセスがどんどんマイナス方向に行っちゃうんですよね。できない理由を探すよりもどうやったらできるのかを考えたいです。大抵は何か課題があるだけなので、その課題を細分化して回復解決していけるかが一番重要なところになるかなと。」
――今回の募集の背景としては、業務量が増えてきたことがあるのでしょうか。
「それもありますが、私たちはまだまだ成長過程ですから、共に成長できるパートナーをたくさん作っていきたいと思っています。これからのニーズを想像すると、私たちのような仕事は変化することはあってもなくなりはしない。お客様が海外に拠点を移すときは当然私たちも仕事が忙しくなりますし。だから国内外問わずグローバルな仕事ができる仲間が必要です。」
――では、どんな方に入社して欲しいと思いますか。
「何のため、誰のために頑張るのかがはっきりしている方が良いです。前向きな思考で意欲を持って取り組めば技術的なものは身につきますから、未経験の方にも挑戦してもらえれば。独立を目指す方も応援しますよ。一緒に業界の課題に挑めるような、そんなパートナー関係になれたら良いですね。」
――松田社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】
国内にとどまらず世界規模でビジネスチャンスを広げる松田社長の姿勢からは、日本のものづくりを底上げしてくれるような頼もしさを感じます。
また、新入社員を募集するにあたって「パートナーを作りたい」と語る姿には社員に対するフラットな目線を垣間見ることができました。
ものづくりに挑戦してみたい方、最新の技術を学びたい方にはぴったりの職場なのではないでしょうか。
(インタビュー 2024/6/20 Goen編集部)
(インタビュー 2024/6/20 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社SEC
- 設立年月
- 2012年6月
- 代表取締役
- 松田 篤郎
- 社員数(役員含む)
- 22名 2024/9/3 現在
- 平均年齢
- 45歳2024/9/3 現在
- 事業内容
- 各種機械や制御機器の設計・製造
- 本社所在地
- 岡山県岡山市北区
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この会社で募集中の求人
株式会社SEC
岡山市南区内尾
<応募資格>
<未経験者歓迎>
・学歴不問
・経験不問(エンジニアになりたい方応援します)
<経験者優遇>
・製造現場出身で構想設計ができる方
・電気施工管理や機械設計士などの資格者
・学歴不問
・経験不問(エンジニアになりたい方応援します)
<経験者優遇>
・製造現場出身で構想設計ができる方
・電気施工管理や機械設計士などの資格者