社長インタビュー
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競合が少なく公的案件中心だから安定業績を維持
備讃商事株式会社
代表取締役 尾崎 裕 氏
バイクやゴルフ、家庭菜園にカメラと多趣味だが、印象的なのはダイビング。高知の海へ、多いときには2ヵ月に1度の頻度で訪れるのだとか。景色の美しさはもちろん、海面に浮かぶホバリングをしている時間の開放感がたまらないという。
【事業内容】
1968年に金属加工業として創業し、1980年には防音パネルの製造をスタート。現在は土木・建築現場の地下で使われる防音パネルのメンテナンスを中心に製造やリースも手がけ、各種特許を取得。西日本では唯一塗装自動化ラインを保有しており、一貫施工によって品質・コストの両面で優位性を誇っている。「人にやさしい防音パネル」の製造を通じ、地域の環境構築に貢献。
【インタビュー記事】
「弊社は1968年に創業し、当初は金属加工業を行う会社としてスタートしました。1980年より防音パネルの製造を開始し、以来55年にわたって都市土木・建築現場の地下で使用される防音パネルの製造やリース、メンテナンスと修理を中心に手がけています。
一般的な都市開発の際には、治水工事として雨水対策の地下室を作ります。『側面掘削』といって横からトンネルを掘っていくのですが、その周囲を取り囲んでいる防音を目的に作られたパネルですね。おもに防音パネルのリース会社に向けてリースもしており、戻ってきたパネルのメンテナンスや修理も行っています。」
「パネルの製造や加工は関連会社でも行っているので、当社ではメンテナンス・修理が多いですね。部品交換にまつわる溶接や組み立て、塗装といった作業をしています。特許も複数取得しているので、取引先からは信頼しておまかせいただいていると思います。」
「まず最初に、高性能な防音パネルを製造していることでしょうね。弊社の工場には西日本エリアで唯一塗装自動化ラインを保有しており、品質・コストの両面で他社と比べて高い優位性を誇っています。設計から加工まで一貫して行い、材料在庫をつねにたくさん保持しているのもメリットです。」
「スピーディな施工と対応力には定評をいただいていますね。次に、実績と経験が豊富なこと。創業以来55年にわたり、さまざまな地域で防音パネルによる騒音対策に貢献してきました。実績と経験、蓄積されたノウハウがあるので、どんなご要望にも柔軟に応えられるのが自慢です。」
「3DCADを導入しているため、試作品を作らずともオリジナル製品の開発が行えます。製品に関する情報はすべて3Dデータと連携して伝達し、立体映像で見てもらえるので効率よく製造に着手できるのは強みですね。」
「岡山県内のみならず、西日本エリアでも防音パネル専門の企業は希少です。設備投資がかかるために新規参入が難しく、競合が少ないから安定的に仕事の依頼が得られていますね。公共工事に関連したものが多いのでなおさら。
また、防音パネルは水害を防ぐ工事に欠かせないパーツです。直接工事するわけではありませんが、環境保護につながり人々の暮らしを守るといった意味で社会的意義の大きな仕事だと思います。誇りとやりがいを持って働けるのも、働くうえでは魅力のひとつではないでしょうか。」
「現在、土地を手に入れて新たに工場を建てたいと考えています。目標としては売上1.5倍!そのためには加工の外注を内製化して自由な研究開発環境を実現し、自社開発の製品を増やしていきたいですね。
メインとなっている防音パネルリース会社とは異なる販路の開拓にも乗り出したいので、営業活動にも力を入れる必要があると思っています。まだまだチャレンジしなくてはならないミッションがたくさんありますね。」
「近年の温暖化によるゲリラ豪雨への対策に加え、いろいろな課題を抱える都市開発の分野。地下トンネルをはじめとした都市土木事業では、防音対策が必須とされています。今後は日本に限らず、急成長めざましいアジア諸国においてもますますニーズが高まってくることが予想されます。弊社の防音パネルがきっと役に立つと感じますし、これからも防音パネルの製造・メンテナンス事業を通して多方面の環境構築に貢献できたらと思います。
そのためには人材の強化と育成が不可欠なので、この仕事に興味を持った方はぜひ応募してみてください。未経験でもまったく問題ありません。一緒に地球を守る事業を頑張ってくれる人を求めています!」
都市土木・建築現場の地下で使用される防音パネルの製造やリース、メンテナンスを手がける「備讃商事株式会社」。ニッチな業界ゆえに競合も少なく、太い取引先の信頼をがっちりつかんでいるのが魅力です。
公共事業の受注が多いため、街の環境整備と安全を守るやりがいを感じられるのもポイント。自分の作業によって、家族や子どもが暮らしやすい街づくりに貢献する仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
1968年に金属加工業として創業し、1980年には防音パネルの製造をスタート。現在は土木・建築現場の地下で使われる防音パネルのメンテナンスを中心に製造やリースも手がけ、各種特許を取得。西日本では唯一塗装自動化ラインを保有しており、一貫施工によって品質・コストの両面で優位性を誇っている。「人にやさしい防音パネル」の製造を通じ、地域の環境構築に貢献。
【インタビュー記事】
「備讃商事株式会社」の尾崎社長に、まずは会社の事業内容についてお聞きします。
「弊社は1968年に創業し、当初は金属加工業を行う会社としてスタートしました。1980年より防音パネルの製造を開始し、以来55年にわたって都市土木・建築現場の地下で使用される防音パネルの製造やリース、メンテナンスと修理を中心に手がけています。
一般的な都市開発の際には、治水工事として雨水対策の地下室を作ります。『側面掘削』といって横からトンネルを掘っていくのですが、その周囲を取り囲んでいる防音を目的に作られたパネルですね。おもに防音パネルのリース会社に向けてリースもしており、戻ってきたパネルのメンテナンスや修理も行っています。」
実はメンテナンスや修理が約5割を占めているそうですね。
「パネルの製造や加工は関連会社でも行っているので、当社ではメンテナンス・修理が多いですね。部品交換にまつわる溶接や組み立て、塗装といった作業をしています。特許も複数取得しているので、取引先からは信頼しておまかせいただいていると思います。」
業界内での御社の強みに関してはいかがでしょうか。
「まず最初に、高性能な防音パネルを製造していることでしょうね。弊社の工場には西日本エリアで唯一塗装自動化ラインを保有しており、品質・コストの両面で他社と比べて高い優位性を誇っています。設計から加工まで一貫して行い、材料在庫をつねにたくさん保持しているのもメリットです。」
依頼したらすぐ対応してくれる、というのはやはり顧客にとってはありがたいですよね。
「スピーディな施工と対応力には定評をいただいていますね。次に、実績と経験が豊富なこと。創業以来55年にわたり、さまざまな地域で防音パネルによる騒音対策に貢献してきました。実績と経験、蓄積されたノウハウがあるので、どんなご要望にも柔軟に応えられるのが自慢です。」
だからこそ、細かな希望に合わせたオリジナル製品の開発も可能なのですね。
「3DCADを導入しているため、試作品を作らずともオリジナル製品の開発が行えます。製品に関する情報はすべて3Dデータと連携して伝達し、立体映像で見てもらえるので効率よく製造に着手できるのは強みですね。」
尾崎社長が感じる御社ならではのいいところ、この業界の魅力とはどのような点ですか。
「岡山県内のみならず、西日本エリアでも防音パネル専門の企業は希少です。設備投資がかかるために新規参入が難しく、競合が少ないから安定的に仕事の依頼が得られていますね。公共工事に関連したものが多いのでなおさら。
また、防音パネルは水害を防ぐ工事に欠かせないパーツです。直接工事するわけではありませんが、環境保護につながり人々の暮らしを守るといった意味で社会的意義の大きな仕事だと思います。誇りとやりがいを持って働けるのも、働くうえでは魅力のひとつではないでしょうか。」
ありがとうございます!今後、尾崎社長はどのような展望を描いておいでですか。
「現在、土地を手に入れて新たに工場を建てたいと考えています。目標としては売上1.5倍!そのためには加工の外注を内製化して自由な研究開発環境を実現し、自社開発の製品を増やしていきたいですね。
メインとなっている防音パネルリース会社とは異なる販路の開拓にも乗り出したいので、営業活動にも力を入れる必要があると思っています。まだまだチャレンジしなくてはならないミッションがたくさんありますね。」
明確な目標をお持ちなのがすばらしいです!では最後に、求職者の方々に向けたメッセージをお願いします。
「近年の温暖化によるゲリラ豪雨への対策に加え、いろいろな課題を抱える都市開発の分野。地下トンネルをはじめとした都市土木事業では、防音対策が必須とされています。今後は日本に限らず、急成長めざましいアジア諸国においてもますますニーズが高まってくることが予想されます。弊社の防音パネルがきっと役に立つと感じますし、これからも防音パネルの製造・メンテナンス事業を通して多方面の環境構築に貢献できたらと思います。
そのためには人材の強化と育成が不可欠なので、この仕事に興味を持った方はぜひ応募してみてください。未経験でもまったく問題ありません。一緒に地球を守る事業を頑張ってくれる人を求めています!」
尾崎社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】都市土木・建築現場の地下で使用される防音パネルの製造やリース、メンテナンスを手がける「備讃商事株式会社」。ニッチな業界ゆえに競合も少なく、太い取引先の信頼をがっちりつかんでいるのが魅力です。
公共事業の受注が多いため、街の環境整備と安全を守るやりがいを感じられるのもポイント。自分の作業によって、家族や子どもが暮らしやすい街づくりに貢献する仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
(インタビュー 2023/6/15 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 備讃商事株式会社
- 設立年月
- 1968年9月
- 代表取締役
- 尾崎 裕
- 社員数(役員含む)
- 7名 2023/7/20 現在
- 平均年齢
- 48歳2023/7/20 現在
- 事業内容
- 鉄工業・板金加工・防音パネルの製造及びリース
- 本社所在地
- 岡山県岡山市南区藤田230
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