社長インタビュー
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顧客企業の未来を見つめ、二人三脚で発展に尽力
西原経営支援会計事務所

代表 西原 秀俊 氏
子育てがライフワークと話す「イクメン」所長。時間を見つけては3歳の息子さんを風呂に入れ、寝かしつけ、公園で遊び、ときには料理も作るという。仕事をこなしながらも主体的に家庭にかかわる姿は、まさに父親の理想像だ。
【事業内容】
クライアントである企業に対し、単なる税理士としての記帳代行と税務申告にとどまらず融資支援や対策、相続・事業継承、さらに中小企業を中心に「経営サポート役」を務め経営支援や業績向上までアシスト。とりわけ相談業務を大切に考え、未来に向けたアドバイスや業界の最新情報も提供する。
【インタビュー記事】
「私は大学を卒業してから、ほかの税理士事務所に8年半ほど勤務していました。もともとは公務員になりたくて試験を受けたところ、みごとに失敗しましてね(笑)。当時はアシスタントで税理士資格もありませんでしたが、顧客を持ち決算書や申告書まで作成するなど濃い経験を積むことができたと思います。」
「業務を通して、やはり『人のためにする仕事がしたい』と強く思い、税理士を一生の仕事にしようと決めました。まずは税理士資格取得をするべく、思いきって退職して勉強に専念することにしたんです。合格までに平均8~10年かかるともいわれていますから、退路を断ち自分を追い込む必要があると思いましてね。」
「3年間は完全に無職でしたから、貯金を切り崩して暮らしていました。その後1年半くらい論文執筆のために夜間大学院に通い、日中は派遣で働く二重生活。晴れて税理士資格を取り、現在は倉敷市児島に事務所を構えて5年以上経ちます。」
「本当にゼロからの開拓だったので、とにかくずっと動いていました。ビジネス系の異業種交流会や専門家が集まるコミュニティに相談側で参加したり…。自分の名前を売り込み、人脈を広げることで紹介など少しずつ仕事がもらえるようになったんです。」
「一般的な税理士事務所と同じく、顧客企業の会計や税務に関する書類の作成のほか事業継承、相続関連の相談にも対応しています。それから最新の税務情報や財務・融資情報、支援金・補助金・助成金情報の提供も業務のひとつですね。
加えてもっとも重点を置いているのが、おもに中小企業に向けた『経営支援』。日々の経営活動を数値化し、経営判断のための分析に役立ててもらっています。融資対策や資金繰り支援、借り入れのタイミングや金額のアドバイスといった資金関係を得意としていますね。」
「大学院でMBA(経営学修士)コースの授業も受講していたのですが、同級生には企業の社長さんが多かったんです。独立に向けてヒアリングしてみて、顧客が本当に求めているのは『会計税務だけでなく、さまざまな相談にのってほしい』ということだと気づきました。」
「税理士をはじめ士業のなかには、縦の関係を好む人や堅い印象を受けるタイプの人もいます。そのため相談しづらい、本音を吐露できないという不満がある人も多かったのではないでしょうか。私は42歳と年齢も若めですし、フラットなコミュニケーションを大切にしていますからクライアントさんに近い立場で話しやすいと思います。」
「やっぱりお客さんに『ありがとう』と言ってもらえたときですね。相手は税務や会計に詳しくない方がほとんどですから、自分の知識やスキルを発揮してサポートできるのがやりがいです。プライベートの話や悩みまで聞くこともあり、つねに親身に接するように心がけています。」
「目指しているのは、顧客企業がよりよくなってくれること。会社だけでなく働く社員さんたちや取引先まで幸せになれたらベストですね。そのために私は経営支援を行い、未来に向かって導く役目を担えたらと思っています。従来の税理士のように作業を価値として提供するにとどまらず、自分の存在そのものが価値だと感じていただけるように。
根幹にあるのは『経営支援』ですから、一人ひとりの顧客としっかり向き合うために事務所をどんどん拡大しようとは思っていません。そのぶんスタッフが働きやすく、対価を還元できる事務所でありたいなと考えています。」
【ライター後記】
一見するとおだやかそのものの西原所長。その実、税理士資格取得の期間に無職を経験したり、人脈づくりと仕事獲得のために名前をガンガン売り込んだりと破天荒なエピソードにあふれています。
「経営支援」を第一に置く方針に加え、相談に訪れる経営者たちから頼りにされているのはその人柄ゆえかもしれませんね。税理士を志す方にとっても、身近なロールモデル兼目標となるべき存在になってくれそうだと感じました。
クライアントである企業に対し、単なる税理士としての記帳代行と税務申告にとどまらず融資支援や対策、相続・事業継承、さらに中小企業を中心に「経営サポート役」を務め経営支援や業績向上までアシスト。とりわけ相談業務を大切に考え、未来に向けたアドバイスや業界の最新情報も提供する。

「西原経営支援会計事務所」の西原所長にお話しいただきます。まずは、この事務所を開いた経緯について教えてください。
「私は大学を卒業してから、ほかの税理士事務所に8年半ほど勤務していました。もともとは公務員になりたくて試験を受けたところ、みごとに失敗しましてね(笑)。当時はアシスタントで税理士資格もありませんでしたが、顧客を持ち決算書や申告書まで作成するなど濃い経験を積むことができたと思います。」

独立まではどうされていたんですか。
「業務を通して、やはり『人のためにする仕事がしたい』と強く思い、税理士を一生の仕事にしようと決めました。まずは税理士資格取得をするべく、思いきって退職して勉強に専念することにしたんです。合格までに平均8~10年かかるともいわれていますから、退路を断ち自分を追い込む必要があると思いましてね。」
なかなかできることではありませんよね…。働いていない間はどうやって生活を?
「3年間は完全に無職でしたから、貯金を切り崩して暮らしていました。その後1年半くらい論文執筆のために夜間大学院に通い、日中は派遣で働く二重生活。晴れて税理士資格を取り、現在は倉敷市児島に事務所を構えて5年以上経ちます。」

開業当初はお客さんがいなかったそうですから、苦労されたのではないですか。
「本当にゼロからの開拓だったので、とにかくずっと動いていました。ビジネス系の異業種交流会や専門家が集まるコミュニティに相談側で参加したり…。自分の名前を売り込み、人脈を広げることで紹介など少しずつ仕事がもらえるようになったんです。」
営業活動もアグレッシブですね! では次に、御事務所の事業内容について教えてください。
「一般的な税理士事務所と同じく、顧客企業の会計や税務に関する書類の作成のほか事業継承、相続関連の相談にも対応しています。それから最新の税務情報や財務・融資情報、支援金・補助金・助成金情報の提供も業務のひとつですね。
加えてもっとも重点を置いているのが、おもに中小企業に向けた『経営支援』。日々の経営活動を数値化し、経営判断のための分析に役立ててもらっています。融資対策や資金繰り支援、借り入れのタイミングや金額のアドバイスといった資金関係を得意としていますね。」

これは「西原経営支援会計事務所」において最たる強みのようですね。
「大学院でMBA(経営学修士)コースの授業も受講していたのですが、同級生には企業の社長さんが多かったんです。独立に向けてヒアリングしてみて、顧客が本当に求めているのは『会計税務だけでなく、さまざまな相談にのってほしい』ということだと気づきました。」

その経験があったからこそ、今でも相談業務に力を入れているんですね。
「税理士をはじめ士業のなかには、縦の関係を好む人や堅い印象を受けるタイプの人もいます。そのため相談しづらい、本音を吐露できないという不満がある人も多かったのではないでしょうか。私は42歳と年齢も若めですし、フラットなコミュニケーションを大切にしていますからクライアントさんに近い立場で話しやすいと思います。」

士業の先生が身近な存在だと、みなさん心強いですよね。西原所長にとって、この仕事のやりがいはどんなところにありますか。
「やっぱりお客さんに『ありがとう』と言ってもらえたときですね。相手は税務や会計に詳しくない方がほとんどですから、自分の知識やスキルを発揮してサポートできるのがやりがいです。プライベートの話や悩みまで聞くこともあり、つねに親身に接するように心がけています。」

ありがとうございます。最後に、今後の課題や取り組みについてお願いいたします。
「目指しているのは、顧客企業がよりよくなってくれること。会社だけでなく働く社員さんたちや取引先まで幸せになれたらベストですね。そのために私は経営支援を行い、未来に向かって導く役目を担えたらと思っています。従来の税理士のように作業を価値として提供するにとどまらず、自分の存在そのものが価値だと感じていただけるように。
根幹にあるのは『経営支援』ですから、一人ひとりの顧客としっかり向き合うために事務所をどんどん拡大しようとは思っていません。そのぶんスタッフが働きやすく、対価を還元できる事務所でありたいなと考えています。」
西原所長、ありがとうございました。御事務所のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。

一見するとおだやかそのものの西原所長。その実、税理士資格取得の期間に無職を経験したり、人脈づくりと仕事獲得のために名前をガンガン売り込んだりと破天荒なエピソードにあふれています。
「経営支援」を第一に置く方針に加え、相談に訪れる経営者たちから頼りにされているのはその人柄ゆえかもしれませんね。税理士を志す方にとっても、身近なロールモデル兼目標となるべき存在になってくれそうだと感じました。
(インタビュー 2022/8/4 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 西原経営支援会計事務所
- 設立年月
- 2016年12月
- 代表
- 西原 秀俊
- 社員数(役員含む)
- 4名 2022/7/31 現在
- 平均年齢
- 46歳2022/7/31 現在
- 事業内容
- 税理士事務所(記帳代行、巡回監査、決算、税務調査の立会、事業承継、経営コンサルなど)
- 本社所在地
- 岡山県倉敷市児島上の町1丁目9番28号
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