社長インタビュー
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変わらぬ想いを胸に「木」にこだわった家づくり
株式会社木の城いちばん
代表取締役 城市 一成 氏
長年仕事ひとすじだった城市社長。その余暇に始めたゴルフにはまったそうで、「旅行も好き」と話すが実はすべてゴルフのため。今までにタイや台湾、ハワイにまで遠征しゴルフを楽しんだとか。岡山では「倉敷カントリークラブ」がホーム。
【事業内容】
昭和62年より一般向けの木造注文住宅とリフォーム工事における、企画・設計監理、施工を中心に行う『株式会社 木の城いちばん』。社名の由来でもある「天然木」にこだわった木材在来工法で、住まう人の健康と安全を守る家づくりを信条としている。
「昭和57年に不動産業で創業し、62年に現在の業態である一般の方向けの家づくりやリフォーム工事の企画・設計、施工監理を手がけるようになりました。以前は企業のいち営業マンとして働いていたんですが、そこでさまざまな矛盾や疑問を感じてしまい…。利益ばかりを追い求めてお客さまをないがしろにしているんじゃないか。だったら自分が『理想の会社を作ろう』という気持ちで独立したんです。」
「会社の30周年を機により『木』に対する想いを込めて、以前の『開成建設』から『木の城いちばん』へと改名しました。はじまりは15年以上前、あるお客さんが相談に来られたのがきっかけでした。
その方は化学物質過敏症で、何十社もの建築会社を回ったそうなんですがどこもダメで。『健康住宅』をうたう家でも20分と座っていられず、困り果ててうちにいらっしゃったんです。
もともと自然素材の家づくりをしていて、その方も『ここの住宅なら2時間以上いられる』とおどろいてくださってね。築50年の古いお家の建て替えを引き受けることになりました。」
「当社で建て替えて暮らすようになってから、体の調子はむしろよくなっているとうれしそうにされていましたよ。木が呼吸しているためなのか、やっぱり自然素材は人間の体にいいんだなと再認識しました。」
「コストを抑えようと思ったら、どうしても量産できるクロスや合板を使わないといけませんからね。でもそれらは健康にはあまりよくない。私たちは自然素材の多用を標準にして、住み心地のいい家を作っています。小さな家でもヒノキを200本以上使うんですよ。」
「実は、これだけの数を全建築棟数分を注文することで材木屋さんに交渉しやすくして安くできました。大手のハウスメーカーさんと比べると安価に提供できています。コロナ禍で気になる人も多くなった抗菌作用がありますし、どの部屋にグランドピアノを置いても平気なほど丈夫。100年近くも家族の健康と安全を守り続ける大切なものですから、施主さんには建築時に直接見てもらい好きな木を選んでいただくんですよ。」
「木造在来工法に加え、気になる人も多い地震対策やシックハウス症候群への配慮、次世代省エネルギー基準に則した施工、バリアフリー、長期優良住宅の認定にいたるまで、さらなる安らぎと安心・安全を考えた家づくりを目指しています。各種実験による裏付けもきちんと用意していますしね。」
「みなさん建築前に当社が建てた住宅の完成見学会に来ていただくんですが、香りがまったく違うとおどろかれます。天然木ならではの『ホンモノの家』を体感して、材料や施工に本質を求める人には特に選ばれていると思います。完全自由設計ですから、やはり健康を重視していたり、こだわりを持たれる方、一度住宅を建てた経験のある方が多いですね。
見学会では実際の施主さんの声を聞いていただきながら、価格や家のできばえ、アフターサービスについても比較検討することができます。わが社の家づくりを正しく知ってもらいたいと考えているので、大切な部分は包み隠さずお伝えしますよ。」
「昔はとにかく会社を拡大して大きくしていこうと思っていましたが、今はただ『いい家を作り、残す』ことを第一においています。長く続けていくためには、そこからつながる信頼が大事だと思います。
同時に従業員はもちろん、大工さんを含め人材を育てていかないといけないでしょうね。天然木を使う私たちの建築には、ていねいな仕事と技術力が不可欠。しかし手間もかかりますし、ローコスト住宅と比べて工期も長くなりがちです。本当にものづくりが好きな大工さんじゃないと続きにくいのがネックなので、待遇などを含め改善に取り組んでいきたいですね。」
「どの職種も性別や経験はいっさい問いませんが、年齢は20~50歳くらいの方が好ましいですね。女性も大歓迎ですよ。何十年建っても施主さんが満足してくれるような、いい家を作りたいという情熱と行動力のある方に入社していただきたいです。夢や目標を持って成長したいと願う人には、私たちもしっかりサポートするつもりなので安心してください。
仕事って、嫌々やるものではないと思うんですよね。やりがいや面白さを一番に追求してほしいですし、心からお客さんのために働き喜んでもらうことで社員自身も満足する。そんな会社でありたいと思います。」
人間にとって、人生でもっとも大切なもののひとつである「住まい」。その質にこだわるからこそたどり着いたのが「木」だった、と城市社長は話してくれました。しかしそれだけではなく、インタビューを通して感じたのは施主さんに寄り添う気持ちと誠実な姿勢。
一生のお付き合いを信頼してまかせられる会社なら、きっと働く側としてもやりがいを感じられそう。未経験でも大歓迎だそうなので、新たなステージに挑戦してみたい方はこのチャンスにぜひ!
昭和62年より一般向けの木造注文住宅とリフォーム工事における、企画・設計監理、施工を中心に行う『株式会社 木の城いちばん』。社名の由来でもある「天然木」にこだわった木材在来工法で、住まう人の健康と安全を守る家づくりを信条としている。
『株式会社 木の城いちばん』の城市社長にお話しいただきます。まずは、会社の歴史について教えてください。
「昭和57年に不動産業で創業し、62年に現在の業態である一般の方向けの家づくりやリフォーム工事の企画・設計、施工監理を手がけるようになりました。以前は企業のいち営業マンとして働いていたんですが、そこでさまざまな矛盾や疑問を感じてしまい…。利益ばかりを追い求めてお客さまをないがしろにしているんじゃないか。だったら自分が『理想の会社を作ろう』という気持ちで独立したんです。」
事業としては木造注文住宅の建築やリフォームとのことですが、社名にも掲げられているとおり「木」にこだわっているんですよね。
「会社の30周年を機により『木』に対する想いを込めて、以前の『開成建設』から『木の城いちばん』へと改名しました。はじまりは15年以上前、あるお客さんが相談に来られたのがきっかけでした。
その方は化学物質過敏症で、何十社もの建築会社を回ったそうなんですがどこもダメで。『健康住宅』をうたう家でも20分と座っていられず、困り果ててうちにいらっしゃったんです。
もともと自然素材の家づくりをしていて、その方も『ここの住宅なら2時間以上いられる』とおどろいてくださってね。築50年の古いお家の建て替えを引き受けることになりました。」
自然素材でできた昔の住宅だから、その人も暮らせていたんですね。その後どうなったんですか。
「当社で建て替えて暮らすようになってから、体の調子はむしろよくなっているとうれしそうにされていましたよ。木が呼吸しているためなのか、やっぱり自然素材は人間の体にいいんだなと再認識しました。」
それはすごいですね! それは同業他社さんと比べて、御社の強みでもありますね。
「コストを抑えようと思ったら、どうしても量産できるクロスや合板を使わないといけませんからね。でもそれらは健康にはあまりよくない。私たちは自然素材の多用を標準にして、住み心地のいい家を作っています。小さな家でもヒノキを200本以上使うんですよ。」
200本ですか?! すごくお高くなりそうですが、大丈夫なんでしょうか。
「実は、これだけの数を全建築棟数分を注文することで材木屋さんに交渉しやすくして安くできました。大手のハウスメーカーさんと比べると安価に提供できています。コロナ禍で気になる人も多くなった抗菌作用がありますし、どの部屋にグランドピアノを置いても平気なほど丈夫。100年近くも家族の健康と安全を守り続ける大切なものですから、施主さんには建築時に直接見てもらい好きな木を選んでいただくんですよ。」
木の家はメリットだらけなんですね。ほかに取り組んでいる、「木の城いちばん」ならではの点はありますか。
「木造在来工法に加え、気になる人も多い地震対策やシックハウス症候群への配慮、次世代省エネルギー基準に則した施工、バリアフリー、長期優良住宅の認定にいたるまで、さらなる安らぎと安心・安全を考えた家づくりを目指しています。各種実験による裏付けもきちんと用意していますしね。」
徹底されているんですね。そんな御社の家を建てるお客さんには、どんな方が多いんですか。
「みなさん建築前に当社が建てた住宅の完成見学会に来ていただくんですが、香りがまったく違うとおどろかれます。天然木ならではの『ホンモノの家』を体感して、材料や施工に本質を求める人には特に選ばれていると思います。完全自由設計ですから、やはり健康を重視していたり、こだわりを持たれる方、一度住宅を建てた経験のある方が多いですね。
見学会では実際の施主さんの声を聞いていただきながら、価格や家のできばえ、アフターサービスについても比較検討することができます。わが社の家づくりを正しく知ってもらいたいと考えているので、大切な部分は包み隠さずお伝えしますよ。」
そういったオープンな姿勢も支持を受けている理由なんでしょうね。今後はどのようなビジョンを描かれているんですか。
「昔はとにかく会社を拡大して大きくしていこうと思っていましたが、今はただ『いい家を作り、残す』ことを第一においています。長く続けていくためには、そこからつながる信頼が大事だと思います。
同時に従業員はもちろん、大工さんを含め人材を育てていかないといけないでしょうね。天然木を使う私たちの建築には、ていねいな仕事と技術力が不可欠。しかし手間もかかりますし、ローコスト住宅と比べて工期も長くなりがちです。本当にものづくりが好きな大工さんじゃないと続きにくいのがネックなので、待遇などを含め改善に取り組んでいきたいですね。」
最後に、入社してほしい人のタイプ、求職者の方に向けたメッセージをお願いします。
「どの職種も性別や経験はいっさい問いませんが、年齢は20~50歳くらいの方が好ましいですね。女性も大歓迎ですよ。何十年建っても施主さんが満足してくれるような、いい家を作りたいという情熱と行動力のある方に入社していただきたいです。夢や目標を持って成長したいと願う人には、私たちもしっかりサポートするつもりなので安心してください。
仕事って、嫌々やるものではないと思うんですよね。やりがいや面白さを一番に追求してほしいですし、心からお客さんのために働き喜んでもらうことで社員自身も満足する。そんな会社でありたいと思います。」
城市社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】人間にとって、人生でもっとも大切なもののひとつである「住まい」。その質にこだわるからこそたどり着いたのが「木」だった、と城市社長は話してくれました。しかしそれだけではなく、インタビューを通して感じたのは施主さんに寄り添う気持ちと誠実な姿勢。
一生のお付き合いを信頼してまかせられる会社なら、きっと働く側としてもやりがいを感じられそう。未経験でも大歓迎だそうなので、新たなステージに挑戦してみたい方はこのチャンスにぜひ!
(インタビュー 2021/11/9 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 株式会社木の城いちばん
- 設立年月
- 1987年12月
- 代表取締役
- 城市 一成
- 社員数(役員含む)
- 12名 2021/11/30 現在
- 平均年齢
- 37歳2021/11/30 現在
- 事業内容
- 木造注文住宅、リフォーム工事、不動産業、宅地造成、解体工事
- 本社所在地
- 岡山県倉敷市堀南628-12
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