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社長インタビュー
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ゼロから進化を続け「建築金物なら三秀」へ飛躍

株式会社三秀(さんしゅう)

代表取締役 三垣 秀一

休日には趣味のゴルフを楽しみ、より高みを目指したいと意気込む三垣社長。そのためには体力づくりが大切と、週に3~4日はウォーキング4.5㎞、サイクリング9.5㎞をこなすバイタリティを誇る。もちろん、自分を追い込んだあとの1杯のビールも格別なのだとか。

【事業内容】
公共・商業施設やマンションなどの建物に使われる金物を扱う当社。設計から製造、加工、施工管理までを手がけ、大手ゼネコンやサブコンの下請けとして活躍している。豊富な実績と信頼に裏打ちされた提案力の高さが自慢で、業界では「金属なら三秀」といわれるほど。
まずは「株式会社三秀」の三垣社長に、会社の沿革についてお聞きします。

「前職でも同じく金属工事の会社で営業をやっていました。その会社の業務縮小をきっかけに、現場の職人だった現・専務、妻とともに独立。早いものでもう17年になりますね。当初はプレハブのような小さな小屋でスタートしたんですよ。」

今ではこんな立派な社屋を建てられていますが、きっと大変なご苦労をなさったのでしょうね。

「はじめのころは大変でしたが、とにかく必死でしたからね。幸い前職でのつながりや経験もあってなんとか…。その後、今も多くのお仕事をいただいている『大本組』さんや『大和ハウス』さんに通い詰め営業をかけました。

小さな仕事からお付き合いできるようになり、ちょっとずつ拡大していったんです。よいご縁もあって令和1年に『高松営業所』を設立し、新たに4名の仲間が加わりました。現在の社員数は15名になっています。」
引き続きお仕事ができたのは、前職で築き上げた営業スキルのたまものですね。では次に、事業内容を詳しく教えていただけますか。

「公共工事、商業施設やマンション、ホテル、老健施設、工場などの建築物に用いる金属、すなわち建築金物工事をやっている会社です。具体的に例を挙げると、多くの建物で玄関やエントランスを飾るパネルやひさしは欠かせませんし、マンションならベランダの物干し金物なんかもありますね。またバリアフリー設備が必要な老健施設では、利用者の方が使う廊下や浴室の手すりへの依頼も多くいただきます。

施工そのものは、自社の職人に加え外注職人さんにもお願いしていますが、営業をかけて受注してからの製品の設計・製作と部材や職人さんの手配、施工管理、最終的な納品から施工まですべてさせていただいています。

みなさんご存じの『イオンモール岡山』につながる陸橋の下側に付いている天井部分、アルミ、スパンドレール、階段ステンレス手すり、通路ガラス手すりもうちが手がけたものなんですよ。」
すごい! そういった大規模な工事の案件はどこから請けているのですか。

「先ほど挙げた『大本組』や『藤木工務店』のようなサブコンのほか、『大和ハウス』に『竹中工務店』、『大林組』といった大手のゼネコン、地場の建築会社さんからの依頼もあります。

営業に設計、製造、職人や資材の手配といった施工管理も一貫して行えるため、建物に合わせたオーダーメイドをかなえられるのが重宝していただける理由でしょうね。どんなニーズにも対応した製作物を納品できているからこそ実績につながっていると思います。

また、私たちの最大の強みは『提案力』でもあるのではないでしょうか。より見栄えがよく、耐久性のある製品を選んだり作ったりして、なおかつ施主さんの要望をくみ取りコストも抑える。そのノウハウや目利き力を備え、実績を重ねたがゆえの提案の幅広さには自信を持っています!」
すべて、業界でのつながりや信頼の厚さがあるからこそですよね。社長は、建築金物工事の仕事の魅力ってどんなところだと思いますか。

「最大の魅力はやはり、自分がかかわった建物が後世まで残り、ずっと人の目にふれ続けることですね。最近仕事させてもらった『倉敷成人病センター』さんや、JR倉敷駅前の『阿知再開発』におけるホテルやマンション、複合施設は最たる例で、すばらしいプロジェクトに携われたなと通りかかるたびに誇らしく思います。

もちろん企業ですから、その先に利益が発生すればさらにうれしいことです。こういった大規模な案件では数億単位のお金が動きますし、責任も重大。プレッシャーを感じるとともにやりがいも大きいですね。」
今後の「株式会社三秀」が目指す目標を教えていただけますか。

「ありがたいことに、業界では『金属なら三秀』と言っていただけるようになり、岡山県内でトップクラスの企業にまで成長できました。小さなプレハブ小屋からスタートして、広く立派な社屋にまで成長できたのはお客さまや取引先、社員のみんなのおかげでもあります。感謝してもしきれません。

これからも人とのつながりを大切に、業務にまい進していこうと思っています。拡大していきたいのですが、お仕事が受けきれないくらいになり困っているので、人材の確保が急務なんです。今回、ともに志を共有し力になってくれる方を募集したいなと考えています。」
では最後に、社長が求める人物像についてお願いいたします。

「会社自体が和気あいあいとしたざっくばらんな雰囲気なので、この社風になじめる明るい性格の方がいいですね。私は社員にはあまり口を出さず、自由に仕事してもらっているつもりです。

そのぶん自分で自分を律することができないといけませんから、みずから考えて動けるタイプを求めています。お客さんに対しても会社に対しても、『できません』と片づけるのではなく、できるように工夫して挑戦してもらいたいですね。」


三垣社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】
プレハブから創業し、わずか17年で立派な社屋を建てるにいたった三垣社長。その経営手腕の確かさにおどろかされるとともに、苦労を感じさせない明るい語り口も印象的でした。

建築金物といってもピンとくる人は少ないかもしれませんが、「イオンモール岡山」に使われている金属部品なら誰もが一度は目にしたことがあるはず。建物を支えるために、陰ながらも不可欠な存在…。渋くてステキなお仕事です!
(インタビュー 2021/9/1 Goen編集部)

会社概要

会社名
株式会社三秀(さんしゅう)
設立年月
2000年1月
代表取締役
三垣 秀一
社員数(役員含む)
15名 2021/8/31 現在
平均年齢
43歳2021/8/31 現在
事業内容
建築金物の設計、施工、販売
本社所在地
岡山県岡山市北区三手605-1
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