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社長インタビュー
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ITの未来を背負う多国籍人材の育成と活用へ

日本ITシステム株式会社

代表取締役 田中 旬一

若干42歳の若さで「日本ITシステム株式会社」社長、「日本ITビジネスカレッジ」理事長を務める田中さん。住まいの福岡と地元・岡山の2拠点生活で忙しい毎日だが、スポーツで汗をかくのをライフワークのひとつにしているのだとか。

【事業内容】
留学生も多く在籍するIT系専門学校との提携で人材育成を行う当社。卒業生を採用し自社でも多彩なIT事業を手がけ、アプリやWeb、システム開発に運営といったデジタル分野全般に対応する。さまざまな国籍の社員がおりグローバルな雰囲気が特長。
「日本ITシステム株式会社」の田中社長にお話をお聞きします。はじめに田中社長の経歴について教えてください。

「私は新卒でアパレルの会社に入社しまして、2年勤めたのちに福岡の中国語学校に転職しました。その経験のなかで世界の多言語化の重要性を知り、また留学生や外国人人材を求める企業の多さに気づきました。

市場の可能性の大きさと潜在ニーズに目をつけ、2012年ごろ外国人に特化し語学スキルを生かした就労支援・有料職業紹介のビジネスをスタートしたんです。」
ちょうど日本でもインバウンド需要が拡大しはじめた時期ですね。現在は理事長も務められている提携先の「日本ITビジネスカレッジ」で人材育成をされていますが、それはどういった経緯だったのですか。

「当時やっていた会社では、今いる人材を紹介することしかできずにもどかしい思いをしていました。仲介だけでなく、未来を担う人材養成をしたいなと考えていたことから2017年に地元・岡山での学校法人設立に踏み切ったんです。」

なるほど。専門学校の創始が先にあって、2019年に「日本ITシステム株式会社」を起業されたということですか。

「卒業生を採用し能力を発揮してもらうことでアプリやWeb、システム開発に運営といった多彩なデジタル分野の業務全般に対応できるようになりました。注文式教育とよばれるモデルを取り入れたことによって、より企業の採用ニーズに合った人材育成を実現したんです。

授業ではさまざまな企業へのインターンシップも行っており、就業後のミスマッチを防ぐ仕組みもあります。外国から来た学生たちがよりよい就労先を見つけられるよう、あらゆる面からサポートしてきました。」
「日本ITシステム株式会社」は受け入れ先のひとつとしても機能しているわけですか。ビジネスとしての強みもそのあたりにありそうですね。

「そう、わが社の強みはなんといってもこの『インバウンド人材』なんです。観光・旅行業界はもちろん、いろいろな業種で『外国人目線』が期待されています。

多言語サイトの制作、国籍の違う方が使いやすいアプリの開発などを手がけているのですが、色づかいやデザイン、キャッチコピーのつけ方といった点において日本人とは異なる感性が生かされていると思います。」
IT業界もインバウンドも潜在力の高い分野ですから将来性は高いですね。

「現在はコロナ禍の影響が大きいですが、収束後には在住・訪日含めインバウンドのマーケットは3000万人近くにまで拡大するのではないでしょうか。その可能性は無限大だと考えています。」

今後のビジョンについて、まず「日本ITビジネスカレッジ」の目指すところを教えてください。

「まず『日本ITビジネスカレッジ』のほうでは、インドやネパール、ベトナム、フィリピンをはじめアジア圏を中心とした人材の育成を通じて社会に貢献したいと考えています。学生数、就職実績、提携する企業や学校も増やしていくつもりです。

教える側の教員の採用と育成を進め、日本規模でIT教育に寄与できる存在になるのが理想像ですね。」
次に「日本ITシステム式会社」ではいかがですか。

「会社としては、外国人材という強みをさらに生かした展開を目指しています。日本での就職支援アプリや留学生在籍管理ツールといった、今まで社会になかったような自社サービスをゼロから生み出したい。広く世界じゅうの人たちが共通で使えるものが作れたら素敵だなと思っています。」

「日本ITシステム株式会社」の社員さんも外国の方が多いですし、「日本ITビジネスカレッジ」では留学生が多いですものね。ここで働くと世界が広がりそうですね。

「社員も学生もみんな明るく、コミュニケーションに積極的な人柄が多いので楽しいと思いますよ。多様性、異文化交流をすることで、自分の世界や視野が広がるのは間違いありません。」
最後に、この記事を見ている方にメッセージをお願いします。

「ITの業務はパソコンさえあれば地方でもできるのが働く方にとっては魅力かと思います。実際、『日本ITビジネスカレッジ』・『日本ITシステム株式会社』ともに瀬戸内の雄大な自然のなかに位置していますから。

精神的なメリットは大きいですし、移住やIターン、Uターンで人生のリスタートを切るのに最適の環境です。新しい世界に飛び込みたいと思っている人にはおすすめしたいですね。

これからの会社・学校の発展と拡大のため、その基盤を支えてくれるような人材を求めています。ぜひ、あなたのお力を貸してください!」


田中社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】
専門学校とIT企業の2面から、国籍も人種も関係なく働ける環境づくりに尽力している田中社長。多様性が叫ばれる昨今、その社会的な意義は大きいと思います。リアルな現場のお話を聞き、こういった職場で働けるやりがいも無限大だと感じました。瀬戸内の豊かな自然、外国の方々とのふれあいを通じて、自己の精神も成長できそうですね。
(インタビュー 2021/7/21 Goen編集部)

会社概要

会社名
日本ITシステム株式会社
設立年月
2019年10月
代表取締役
田中 旬一
社員数(役員含む)
10名 2021/8/31 現在
平均年齢
30歳2021/8/31 現在
事業内容
在留外国人やインバウンド向けのアプリやWeb、システムの開発、運営
本社所在地
岡山県瀬戸内市邑久町本庄3968番地
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