高梁のインフラを守る施工管理技師

私たちは、地元で長きにわたり「技術の赤木組」といわれてきました。現在は新たな時代に向け、次の100年も高梁のライフラインを守っていけるように準備しています。そのためには新チームの構築が必要であり、経験豊富な土木の職人さんに加わってもらうことが急務であると考えています。
まずはじめに、赤木専務が携わってきた土木の経歴を教えてください。

「大学の土木科を卒業後、東京に本社があるゼネコン『大豊建設』に入社しました。同社ではトンネル掘削やシールド工法の特殊工法を得意としています。おもに役所対応を学んだのち、施工管理として紀州エリアのトンネル工事に携わりました。

現場で仕事を学びつつ大阪・奈良・和歌山と移動し、そこで得た職人さんたちとの関係性の築き方も今に生きていると実感しています。

父が社長を務める当社に入社したのは８年前、27歳のときです。もともと他社で修業をしたら地元に帰ろうと決めていました。20、30年の経験を積んだベテラン社員が多く、とてもアットホームな雰囲気。高校時代も休みには会社でアルバイトをしていたので、職場になじむのは早かったですね。」

「河川や橋梁の補修、道路の新設、公園や上下水道の整備などのインフラ工事を行う公共事業から、地域住民の暮らしの中の困りごとを対象にした民間事業まで行っています。お墓の清掃、草刈りの代行、石垣の修繕などは、地域の方の身近な問題解決にお役立ちできるので公共工事とは違った達成感があり、社員のやりがいにもつながっています。」

「まずは『職人ファースト』であること。私たちの仕事は自然を相手にする仕事ですから、思い通りにはなりません。その環境で多くの経験を積み重ねている職人の感性は、統計学的にも正確であると考えています。

実際に工事の計画を立てて段取りをし、業者や役所などとやり取りするのは施工管理士である私たち。しかし私たちは職人の腕はもちろん、その研ぎ澄まされた感性を信頼しています。だからこそ彼らの意見にしっかりと耳を傾け、互いに尊重し合える関係づくりを心がけているのです。」

「今の時代、『先輩の背中を見て覚えろ』なんてやり方は古いですからね。『赤木組』に入社してくれた社員には、誰もがスムーズに技術者に移行できるよう全力で育成に取り組んでいます。

『赤木組』には新人が入社後から1人前になるまでのフローを明確にしたマニュアル、1年計画の個人目標シートや日報があります。そういったツールを活用し、新人がどうすれば会社の大事なことに正確に取り組めるかを試行錯誤してきました。その過程で成功体験をしてもらい、自信につなげていくことが重要ですからね。

実際に現在、施工管理士を目指している新人は、こうした取り組みのなかで大きく成長しています。その取り組みの内容については、弊社のWEBサイトでも詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。」

＜赤木組WEBサイトより『新人育成』でご覧いただけます＞

「『赤木組』は社員の「こうしたい」「こうなりたい」を全力で応援したいと考えており、資格取得にかかる費用は会社がすべて負担しています。社員が成長することで会社も成長する。そして成長とともに社員の人生はより豊かになる。その思いで、お互いに成長できる環境づくりに努めています。」

「『土木の世界が好きで、自分の持っている力、これから得ていく力を人の暮らしのために役立てたい。』そんな風に考えている方がいれば、ぜひ『赤木組』に来てください。

私たちは、100年にわたって高梁の町を守ってきました。昨今過疎化が進む町が社会問題になっていますが、この高梁も例外ではありません。

私は、会社の発展とともに地域の活性化にも尽力していきたいと考えています。仕事も暮らしも充実する、そんな生き方ができたらすばらしいですよね。社員のみんなだけではなく、地域の方々とも一緒に実現していきたいと思います。

『赤木組』は、新しいチームづくりにこれから力を入れていきます。いろいろなチャレンジを一緒にして、今よりも明るい未来を創っていきましょう。そのために、あなたの力を待っています。」