岡山へのUターン・Iターンで「これだ!」と思うシゴトと出会う
menu
社長インタビュー
Goenではすべての社長もしくは会社トップにお会いしてインタビューしています。
小回りのよいレシピ開発でニッチなニーズに応える

株式会社GFJ

代表取締役 平尾 輝明

祖父の営んでいた食品工場を法人化し、22歳でGFJを設立。全国の商社へ納入する食品加工会社へと成長させる。プライベートでは8歳、5歳のお父さんであり、趣味のキャンプは年間40泊に及ぶ入れ込みよう。

【事業内容】
ホテル、外食、学校給食、介護施設、量販店などに向けた食品の製造・販売。多品種・小ロット製造を得意とし、打ち合わせや試作を重ねて、顧客の要望に合う多数のオリジナルメニューを開発している。
まずは、御社の業務内容について教えてください。

「水産系の冷凍食品や魚介練り製品、惣菜、寿司ネタ、学校給食・介護食用調理品などさまざまな食品を製造し、全国の食品商社や外食チェーンに卸しています。一次メーカーではないのでGFJの名前が表に出ることはありませんが、スーパーマーケットや飲食店、給食などを通して、みなさんの口にもきっと届いているはずですよ。」
そうなんですね。業界内にも数多くの会社がある中で、御社の特色のようなものはありますか?

「はい。工場の中には例えば冷凍コロッケなら冷凍コロッケだけというふうに、限られた種類の商品を専門に製造するところも多いのですが、うちはそうではなく、注文を受けてその都度作る、多品種・小ロット製造にこだわってやっています。

お取引先さまから『こんなメニューを作れないか』という依頼を受けて、私が自分の手で何度も試作を繰り返し、オリジナルのレシピを開発しています。これまでに作ったレシピは、約7000種以上はあるのではないでしょうか。」
7000種とはすごいです。手作りに近いぶん、手間は非常にかかるでしょうが、そこに他との差別化があるわけですね。

「単品大量生産に比べれば効率的とはいえませんが、大手メーカーにはない小回りのよさがあり、『困ったときにはとりあえずGFJに相談すれば、なんとかしてくれる』と言って頼っていただけています。

工場内にはフライヤーや急速凍結機などさまざまな設備がそろっていますし、スタッフはどんなレシピにも柔軟に対応できる技術をもっています。商社を通じてスーパーに並ぶ惣菜なども、うちのは少し高くてもおいしいのでよく売れる、と言っていただけるんですよ。1品1品、丁寧に対応しているうちに販路が広がり、工場も大きくなりました。」
そうやってお客さまから信頼されて、約20年でこれだけ成長してきたのですね。話はさかのぼって、創業のいきさつをお聞かせいただけますか。

「もともと、祖父が個人事業で小さな惣菜加工場を営んでいました。その祖父が亡くなり、会社をたたもうかという話になったとき、それなら自分がやってみようと思ったわけです。22歳で、機械メーカーに就職したばかりでしたがすぐに辞め、2002年にGFJを設立しました。どうせやるならきちんと法人化して、しっかり社会に貢献できる会社にしようという思いがありました。」
そんなにお若いときだったんですか。それからは。

「しばらくは祖父の仕事の延長で惣菜加工をしていましたが、それだけではいけないということで、東南アジアからの寿司ネタの輸入を始めました。現地工場の開拓や製造指導をするために、1年の3分の1は海外にいましたね。その後海外からは手を引きましたが、ここで全国の商社とつながりができたことで、販路が広がりました。」

若くして会社を立ち上げて、海外にも行ってと、すごい行動力です。

「どうでしょう、単に飽き性なんでしょうかね。同じことを続けていても仕方がないと思ってしまうので。でもなぜか今まで、自分がなにかやりたいと思うことに対して、無理だと思ったことがないんですよ。そのときは難しくても、待っていれば必ず歯車の合うタイミングが来る。その瞬間を逃さず動くということだけは考えてきました。」
では今も、次に向けて準備していることはたくさんありそうですね。今後の展望についてお聞かせ願えますか?

「自社オリジナルの商品を自分たちの手で消費者に届けたいという思いがあり、今は選択肢のひとつとして通信販売を考え、商品開発に取り組んでいます。

ただ、新型コロナの影響で何事も先の見えない今、食品業界でも商品の形態や販売方法は目まぐるしく変化していますから、通信販売のほかにもどんな方法がよいのか、常に模索を続けているところ。取引先さま・消費者さま双方のニーズを見極め、そこにどれだけマッチした製品を送り出せるかが、今後の発展のカギを握ると思います。」
平尾社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。
【ライター後記】
地元の惣菜工場から、20年で全国に販路をもつメーカーへと成長させた平尾社長。物腰柔らかで落ち着いた話しぶりながら、実は相当な情熱と行動力の持ち主であることがわかり、興味深くお話を伺わせていただきました。
(インタビュー 2021/1/8 Goen編集部)

会社概要

会社名
株式会社GFJ
設立年月
2002年7月
代表取締役
平尾 輝明
社員数(役員含む)
20名 2021/1/8 現在
平均年齢
40.1歳2021/1/8 現在
事業内容
食料品の製造・販売(業務用、一般販売用(量販店等)、学校給食、介護食用冷凍食品、魚肉練り製品等)
本社所在地
岡山県赤磐市仁堀東318-1
関連リンク
◎ホームページ

この会社で募集中の求人

アットホームな雰囲気で
丁寧に手づくり
【工場内での食品製造】 赤磐市東軽部
安心・安全な食品づくりの
基盤を支える
【食料加工品の品質管理】 赤磐市東軽部