社長インタビュー
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AI化社会でも主流ゆえ、広がる3D計測の可能性
合同会社佐藤プランニング

代表取締役 佐藤 真一 氏
土日は朝5時から起床し、愛する妻のお手製おにぎりを持って出かける佐藤社長。由加山や鷲羽山など、絶景スポット目指してオートバイで走るのだとか。山頂で腹ごしらえをし、缶コーヒーを飲んでいると自然と頭がからっぽになりリフレッシュできるそう。
【事業内容】
3Dレーザースキャンとドローン、VR技術を駆使し、取得した情報をユーザーに提供。プラント計測ではスキャニングや3Dモデリングによる図面作成、現地での取り付けまで一貫体制でサポート。また森林計測では、計測から現地路網提案、ICT建機を利用した工事まで手がけて林業のIT化に貢献している。SDGsに取り組む企業姿勢にも定評あり。
【インタビュー記事】
「弊社は2012年に創業しましたが、もともとは鉄鋼業からスタートした会社です。鉄をカットして曲げ、溶接して組み立てる業務を行っており、ダクトや鉄骨、タンクをはじめとしたいわゆる製缶品を製造していました。
3Dスキャンにシフトしたきっかけは、自身が自営で現場仕事をしていた際に体調を崩したこと。特に夏は熱中症が怖く、将来性も考えると方向転換する必要があると考えました。」
「もともと3DCADの資格は持っていたんですが、それだけではちょっと弱い。そこでレーザースキャナーと組み合わせることにしたんです。」
「弊社事業には『プラント部門』と『森林部門』、2つの柱があります。プラント部門では3Dレーザー計測と3DCADモデリング技術を活用し、詳細な構造物測定による現況の把握から点群データ取得と抽出、3Dモデリング製作、図面作成、鉄構造物の製作・改修までをトータルで手がけています。複雑化した既存躯体でも正確に計測できるため、スムーズなプラントの増設・設備の保全やインフラ構造物の維持管理に貢献しています。」
「地上型スキャナーとドローンを用いた3次元計測で森林調査を実施し、立木位置や胸高直径、樹高、曲がり、幹材積を計測して帳票することで森林を『見える化』。森林ICTの利活用に役立てるほか、活用のご提案や整備事業に係るアドバイス、専門検査業者の紹介なども可能です。広く林業のIT化に寄与できるほか、近年では『Jクレジット』の制度を利用する際にも活用されています。」
「3Dレーザー計測を行うと、大がかりな仮説設備が不要になります。コストダウンはもちろん、計測時間の短縮や安全性確保による人的ミスの防止にもつながりますね。
また3DCAD図面があると、現況をわかりやすく把握できます。特にプラントでは通常図面では表現が難しかった機構や部品の干渉、既設設備への干渉がある場合にも確認しやすくなりますね。図面が古かったり差異があるケースも多いので、より精密な点群データを取得して立体化することでクライアントにとって有効な計測データを提供できます。」
「高い技術力があるので、厳しい条件下での計測もおまかせいただけます。弊社ではリモートセンシング技術を使った3D計測をしており、危険な場所や困難な箇所でもすばやく正確な計測が可能です。
またすべて一貫して請け負えるので対応が早く、極端にいえば最初の打ち合わせだけで丸投げしてもらっても大丈夫。クライアントの要望をしっかり聞き、十分に納得していただいたうえで『使える』成果物を提供するよう心がけています。そのため信頼が厚く、配管や設備の改修時に図面を起こすたび呼んでもらえるんだと思います。」
「取引先はプラントや化学会社が中心で、『株式会社JFE設計』や『オハヨー乳業株式会社』、『日清オイリオグループ株式会社』『三菱ケミカル』などからご依頼いただいています。大手企業の社員さんとも対等に仕事ができるので、すごく面白いと思いますよ。」
「弊社ではSDGsにおける社会課題に対し、3つの『あい』を基本としたアプローチで業務を推進してきました。相互に研鑽し、よりよい職場を目指す『相』、多様な『EYE‘S』でスキャニング、地域を愛する心でレジリエンスの街づくりを行う『愛』。これらに引き続き取り組み、さらに今後は次代を担う若い人材を育てていきたいですね。」
「この業界は、昨今話題のAI化社会においてもなくならない仕事です。それどころか主流になっていく見通しで、依頼が増え続けています。将来困らないスキルと経験が積めますから、ぜひチャレンジしてみてください!」
【ライター後記】
「3つのあい」を掲げているとおり、業務だけでなく社内環境においてもSDGsを意識している「合同会社佐藤プランニング」。待遇面の改善に加え、社員の働きやすさや人材育成、安全への配慮、ムダの削減、果ては環境負担の軽減にも積極的に取り組んでいます。
未経験でも高度な業務に挑戦でき、将来有望なスキルも身につく。最後の転職先を探している方にこそ、ぜひおすすめしたい会社でした。
3Dレーザースキャンとドローン、VR技術を駆使し、取得した情報をユーザーに提供。プラント計測ではスキャニングや3Dモデリングによる図面作成、現地での取り付けまで一貫体制でサポート。また森林計測では、計測から現地路網提案、ICT建機を利用した工事まで手がけて林業のIT化に貢献している。SDGsに取り組む企業姿勢にも定評あり。

「合同会社佐藤プランニング」の佐藤社長に、会社設立の経緯についてお話いただきます。
「弊社は2012年に創業しましたが、もともとは鉄鋼業からスタートした会社です。鉄をカットして曲げ、溶接して組み立てる業務を行っており、ダクトや鉄骨、タンクをはじめとしたいわゆる製缶品を製造していました。
3Dスキャンにシフトしたきっかけは、自身が自営で現場仕事をしていた際に体調を崩したこと。特に夏は熱中症が怖く、将来性も考えると方向転換する必要があると考えました。」

まったく畑違いの業務に感じますが、3Dスキャンを選んだのはなぜですか。
「もともと3DCADの資格は持っていたんですが、それだけではちょっと弱い。そこでレーザースキャナーと組み合わせることにしたんです。」
ピンポイントでニーズが見込める部分を狙ったわけですね。では、具体的な事業内容を教えていただけますか。
「弊社事業には『プラント部門』と『森林部門』、2つの柱があります。プラント部門では3Dレーザー計測と3DCADモデリング技術を活用し、詳細な構造物測定による現況の把握から点群データ取得と抽出、3Dモデリング製作、図面作成、鉄構造物の製作・改修までをトータルで手がけています。複雑化した既存躯体でも正確に計測できるため、スムーズなプラントの増設・設備の保全やインフラ構造物の維持管理に貢献しています。」

御社の高い技術力あってこその事業ですね。森林部門のほうはいかがですか。
「地上型スキャナーとドローンを用いた3次元計測で森林調査を実施し、立木位置や胸高直径、樹高、曲がり、幹材積を計測して帳票することで森林を『見える化』。森林ICTの利活用に役立てるほか、活用のご提案や整備事業に係るアドバイス、専門検査業者の紹介なども可能です。広く林業のIT化に寄与できるほか、近年では『Jクレジット』の制度を利用する際にも活用されています。」

クライアントにとって、3Dスキャンを取り入れるとどんなメリットがあるのですか。
「3Dレーザー計測を行うと、大がかりな仮説設備が不要になります。コストダウンはもちろん、計測時間の短縮や安全性確保による人的ミスの防止にもつながりますね。
また3DCAD図面があると、現況をわかりやすく把握できます。特にプラントでは通常図面では表現が難しかった機構や部品の干渉、既設設備への干渉がある場合にも確認しやすくなりますね。図面が古かったり差異があるケースも多いので、より精密な点群データを取得して立体化することでクライアントにとって有効な計測データを提供できます。」

この業界において、なぜ「佐藤プランニング」が選ばれていると思いますか。
「高い技術力があるので、厳しい条件下での計測もおまかせいただけます。弊社ではリモートセンシング技術を使った3D計測をしており、危険な場所や困難な箇所でもすばやく正確な計測が可能です。
またすべて一貫して請け負えるので対応が早く、極端にいえば最初の打ち合わせだけで丸投げしてもらっても大丈夫。クライアントの要望をしっかり聞き、十分に納得していただいたうえで『使える』成果物を提供するよう心がけています。そのため信頼が厚く、配管や設備の改修時に図面を起こすたび呼んでもらえるんだと思います。」

水島地区を中心に、岡山には製造業がたくさんあるので重宝されるでしょうね。
「取引先はプラントや化学会社が中心で、『株式会社JFE設計』や『オハヨー乳業株式会社』、『日清オイリオグループ株式会社』『三菱ケミカル』などからご依頼いただいています。大手企業の社員さんとも対等に仕事ができるので、すごく面白いと思いますよ。」
名だたる企業ばかりですね!今後はどのようなビジョンをお持ちですか。
「弊社ではSDGsにおける社会課題に対し、3つの『あい』を基本としたアプローチで業務を推進してきました。相互に研鑽し、よりよい職場を目指す『相』、多様な『EYE‘S』でスキャニング、地域を愛する心でレジリエンスの街づくりを行う『愛』。これらに引き続き取り組み、さらに今後は次代を担う若い人材を育てていきたいですね。」


ありがとうございます!では最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
「この業界は、昨今話題のAI化社会においてもなくならない仕事です。それどころか主流になっていく見通しで、依頼が増え続けています。将来困らないスキルと経験が積めますから、ぜひチャレンジしてみてください!」
佐藤社長、ありがとうございました。御社のさらなる発展を、心よりお祈り申し上げております。

「3つのあい」を掲げているとおり、業務だけでなく社内環境においてもSDGsを意識している「合同会社佐藤プランニング」。待遇面の改善に加え、社員の働きやすさや人材育成、安全への配慮、ムダの削減、果ては環境負担の軽減にも積極的に取り組んでいます。
未経験でも高度な業務に挑戦でき、将来有望なスキルも身につく。最後の転職先を探している方にこそ、ぜひおすすめしたい会社でした。
(インタビュー 2023/7/27 Goen編集部)
会社概要
- 会社名
- 合同会社佐藤プランニング
- 設立年月
- 2012年8月
- 代表取締役
- 佐藤 真一
- 社員数(役員含む)
- 4名 2023/8/25 現在
- 平均年齢
- 25.5歳2023/8/25 現在
- 事業内容
- 3Dレーザースキャン・VR技術を用いた事業
- 本社所在地
- 岡山県倉敷市林2035ー6
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